「マーキュリー通信」no.4429【ワンポイントアップの幸福力-32「物を大切にする」】
私は母が5歳で病死したので、祖母が母親代わりに育ててくれました。祖母の影響を受けて、モノを大切にする癖がついています。
一番大切にしているのが母の形見である桐の小物入れです。
一方、父は結構手先が器用で、紐を使ってゴミ箱を作り、周りの人にプレゼントしていました。
私にも、紙紐で作った提灯型のゴミ入れを頂きました。今から丁度50年前、昭和46年作と書かれています。今でも型崩れせず昔のママ、機能しています。
大学1年生の時に大学生協で書見台を購入しましたが、今でも大切に使っています。
そして通販で購入したブルワーカー、丁度50年使ったので新しいブルワーカーに買い換えましたが、1台目のブルワーカーは、2台目の隣に大切に保管して、毎朝眺めています。
物は時の経過と共に、物との共感ストーリーができあがっていきます。その物を見るときに、それを思い出します。そして、幸福感がわき上がってきます。
祖母の形見は、整理ダンスだったのですが、引き出しが壊れてしまったので、新しい整理ダンスに買い換えました。今を思うと修理して、使い続ければ良いと後悔しています。
祖母との思い出は、3~4歳の頃に一緒に撮った写真です。それ以外でも、祖母との10年分の思い出は心の中に詰まっています。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
大学1年生の時に、生協の売り場の女性に恋をしました。2歳年上でしたが、完全に片想いで終わりました。
書見台も、その彼女から購入した物ですが、そんな淡い初恋のようなカルピスに似た思い出が詰まっています。
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