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2021年10月11日 (月)

「マーキュリー通信」no.4477【ワンポイントアップの仕事力-166「ホンダの早期退職制度実施は時代の流れ」】


ホンダの早期退職制度に2000人が応募したそうです。計画1000人の倍の応募とのことですが、時代の流れを感じます。

一昨年、トヨタの豊田章男社長が終身雇用の時代は発言し、世の中に大きなインパクトを与えました。その後、経団連中西会長(故人)も同様の発言をしました。
その理由は、大企業の人事上の課題として、給料通り働いていない中高年サラリーマンの存在が上げられます。大企業といえども、働かない中高年サラリーマンを雇うほど余裕がなくなってきたと言えます。

その流れの中で、先日サントリー新浪社長が45歳定年説を発表し、大きな話題となりました。

さて、従業員の立場から観ると、経済面で補償されるならホンダという大看板を捨てても退職しても良いと考える人が急増していると言えます。
別の側面から観ると、仕事の満足度が低いともいえます。人材活用できず、大企業の課題である人材という資源の無題使いともいえます。
また、自動車産業に対する将来展望がなかなか見いだせないとも言えます。

そして、上述のような時代の流れがあります。

人生100年時代の40~50代は、まだ若手と言えます。
若手かどうかはその人の考え方次第です。
まだまだこれからと思う人は、第2の就職も順調に行くと思います。
逆に、「俺の人生はこれで終わった」と思う人は、その通りの展開になります。

私が三井物産を早期退職したのは24年前のこと。
三井物産の早期優遇制度は非常に魅力的でした。しかし、応募した人はほとんどいませんでした。
今回のホンダの早期退職制度を観て、時代の流れを感じます。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

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