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2021年10月 4日 (月)

「マーキュリー通信」no.4469【自分の健康は自分で守る-272「1日1杯の味噌汁が生活習慣病を予防する」】


前回のメルマガで江戸料理、文化研究家の車浮代さんの「江戸の食卓に学ぶ」から学んだことを紹介させて頂きました。
今回は、「1日1杯の味噌汁が体を守る」(日経プレミアシリーズ)です。

米国文化を押しつけられて日本でもパン食がかなり普及した為に、味噌汁、そして味噌を摂る日本人がどんどん減っています。

パン食は健康に良くないことをメルマガでお伝えしましたが、一方で味噌は健康食品の王者の一角を占めます。
パン食を常用すると生活習慣病の原因となりますが、味噌を常食とすると生活習慣病の予防となります。

広島大学名誉教授渡邊敦光氏は、必須アミノ酸9種を含む機能性食品と講演で語りました。
機能性食品は、毎日常用することで、体調を整え、免疫力をつけることで病気の予防効果があります。

味噌は、ガン予防に効果があることをデータで示しました。
特に女性の乳がんの発生比率が、1日3杯以上飲む人とそうでない人では、4割も発ガン率に差があると、国立がんセンターが発表しています。
さらに味噌は、胃腸を整えたり、美肌作りや脳の活性化といったアンチエイジングにも効果が期待できるそうです。

一方、味噌を多用すると塩分の取り過ぎを心配する人がいますが、塩分を控えて血圧が下がるのは4~5人に一人だそうです。
逆に味噌は血管年齢を若くするので、血圧上昇を抑える効果があるとのことです。

江戸時代の日本人は年間18リットルの味噌を食べていたそうです。
その為、多くの日本人が自家製の味噌を造っていました。
「手前味噌」という言葉は、自家製の味噌が一番と自慢する人を揶揄してできたそうです。

一般的な味噌は信州味噌ですが、お奨めの味噌は、日本全国各地で味噌が造られているので、味も異なるため、自分の好みに合ったご当地味噌を食べれば良いとのことです。

私も味噌が好きですが、味噌田楽やキュウリや生生姜に味噌をつけてよく食べます。
また、ふろふき大根の味噌もおいしいですね。

ただし、味噌料理を探してみると意外と少ないですね。
同書にもお奨めの味噌料理が多数掲載されていますので、その中から好みの味噌料理を見つけても良いかもしれませんね。


◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

「自分の健康は自分で守る」とメルマガで書きましたが、結局戦後米国から押しつけられた食文化から日本食に回帰することが、自分の健康を守ることに繋がる事が分かってきました。

よって、メルマガの健康関連のタイトルを、今回から健康は財産!誰でもできる超簡単健康法」に代えて、「自分の健康は自分で守る」にしました。
引き続きご愛読よろしくお願いします。

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