「マーキュリー通信」no.4581【自分の健康は自分で守る-277「口を10秒間開けると健康になる」】
スマホやパソコンをしょっちゅう使っている人は首こり、肩こりの原因になるそうです。
歯科医吉野敏明先生が「健康でいたいなら10秒間口を開けない」(PHP新書)で警鐘を鳴らしています。
スマホやパソコン使用時には、多くの人は口を閉じています。
まず姿勢をチェックしてみてください。
多くの人は首を15度傾けています。その時、首に12kgの負荷がかかっているそうです。これを気をつけるだけで、首こりを防止できます。私はこれを防止するために、ネックプロテクターを巻いて、パソコン作業をしています。これだけで姿勢を正すことができます。
さて、本書で提唱する10秒間口を開けるとどういう効果があるのでしょうか。
まずあくびを誘発します。あくびにより、酸素を吸収し、脳を活性化します。
次にスマホやパソコン使用時に歯をとじていないかチェックしてみてください。歯を閉じていると、顎関節に影響し、顎関節症の原因となります。
そうなると発音にも影響し、さらには健康に大きな影響を与えます。
一方、過食の影響で糖尿病患者数が過去50年間で50倍に急増したそうです。
1日13回も食事をしている日本人はざらにいるそうです。
そんなバカな!
1日13回も食事を取っている人などいない。ましてや自分はと思うでしょう。
しかし、吉野歯科医は、自販機で飲料を飲んでも1回の食事にカウントしているそうです。なぜなら飲食物が口に入ると、唾液腺からアミラーゼが分泌されます。そして胃液が分泌されます。さらには膵臓から膵液とインシュリンが分泌されるので、体から見れば立派な食事行為となります。
さらには、自販機の前でのどが渇いたからジュースを飲みたいなと思ったら、唾液が分泌され同様の現象が起こることがあるそうです。
吉野式食事回数のカウント法だと多くの日本人が1日13回食事をしているそうです。その結果、インシュリンが頻繁に分泌され、糖尿病の遠因となっているそうです。
読者の皆さんも吉野式食事カウント法で1日の食事回数をチェックしてみたらいかがですか。
糖尿病予防になるかも知れません。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.4580【ワンポイントアップの幸福力-45「母の形見フリージア」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.4582【ワンポイントアップの思考力-40「戦前の名著『石油争奪世界戦』の復刻版から学ぶ」】 »
コメント