「マーキュリー通信」no.4574【生涯現役社会が日本を救う!-116「年齢というふたを外す」】
年はがきのお年玉の発表があったので、今年頂いた年賀状を再度読み返しました。
何人かの人は、「今年古稀や後期高齢者になったので、賀状交換は今年限りにします」と書いてありました。
一方、古い年賀状を読み返していたら、同様のことを書いていた友人知人が多数いました。
コミュニケーションは、賀状以外にもメールもあります。
しかし、古稀、75歳の後期高齢者等になったからといって、自ら積極的に交友関係を断つ必要はないと思います。
それは自らに高齢者というふたをして、「老後」の世界に追いやってしまうのではないでしょうか。その結果、寝たきり痴呆老人への道へと進んでいってしまうことになります。
それよりは交友関係を見直し、今後もおつきあいしたい人に絞り込み、年賀状に工夫を凝らして出したらいかがでしょうか。
読んでいて印象に残る年賀状は、1年間の活動報告、今年の抱負、家族の写真、旅行記、趣味の絵や写真です。
そのような賀状は大切に保管しています。
家族の写真を10年のスパンで見ると、子供の成長が分かります。親しい友人の家族ならほのぼのとしてきます。
そうでない市販の賀状の場合は整理の対象となります。
丁度60年前、調布中学1年生の担任の小林とみ子先生は、毎年手書きで賀状の表、裏両面にぎっしり書き込んだ賀状を送ってくださった恩師がいました。
その恩師の賀状は今でも大切に保管しています。
年賀状はその意味で、自分の交遊録の歴史とも言えます。それはお金には換えられない貴重な財産です。
インターネット全盛の時代でも、大量に出して事足りる相手と、ずっとおつきあいしたい友人知人とに分けて年賀状を出すのも良いかもしれません。
そして、ご無沙汰している友人に電話して、旧交を温めるのも楽しいモノです。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
一昨年出版した「生涯現役社会が日本を救う!」はお陰様で重版となりました。
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