「マーキュリー通信」no.4564【人生に勝利する方程式-264「コンプレックスを強みに変える」】
深田恭子主演で大ヒットした「ルパンの娘」の祖母役竹原芳子(61歳)の女優デビューは50歳の時でした。
彼女は、それまで裁判所事務員、営業経験もしてきて、50歳の時ふと織田信長が殺された年と同い年に気づく。
それなら何かやってみようと女優を志願したそうです。
そして、吉本興業に入ります。
彼女は子供の頃から身長が低いのがコンプレックスでした。現在も147cmと低く、隣に誰かがいると、背の低さが直ぐに分かります。
器量もお世辞にも良いとはいえません。
しかし、ルパンの娘の祖母役ははまり役でした。
普通の祖母役では印象に残りませんが、髪型と変顔、そして背の低さが極めて印象的でした。
そのユニークなキャラクターの為に、ルパンの娘放映終了後もひときわ異彩を放っています。
彼女は、吉本興業に入る前は、営業パーソンを始め様々な職業を経験したので、それが現在の芸に役立ってるようです。
そういう下積みがあって、ルパンの娘の祖母役はまさにはまり役でした。
世の中、コンプレックスを感じている人も多いと思いますが、女優竹原芳子の例は良い参考になると思います。
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