「マーキュリー通信」no.4605【習近平国家主席万歳!?】
1月19日に中国の海外プロパガンダ紙に、偽名で4万文字に上る長文が掲載されていたので欧米で話題になっています。
タイトルは、「ノアの箱舟に乗って脱出しよう!」、その中身は「今の習近平の中国は危機的に状況にあるから脱出しよう」という内容です。
もちろん中国国内では書けないから、偽名を使って海外で現在の中国の危機的実態を訴えたモノと思われます。
本来、中国はとっくに国家破綻していたはずでした。しかし、欧米、そして日本が中国の危機的状況を救ってきました。
鄧小平時代の天安門事件の大虐殺で、中国は経済制裁を受け、国際的に孤立し、倒壊の危機に陥っていました。しかし、日本は日中友好の美名の下に、天皇の訪中を実現し、中国を助け、息を吹き返させるという大貢献をしました。
WTO加盟でも、ルール違反をして国際貿易の秩序を乱し、中国に莫大な利益をもたらしました。
しかし、欧米諸国は、中国も経済的に豊かになればいつかは民主化し、まともな国家になるだろうという甘い幻想を抱いていました。
しかし、トランプ前大統領の時に、それが全くの幻想と分かり、それ以来中国の体質は変えられない、却って欧米諸国の脅威になることを感じ、大きく舵取りを変えました。
習近平が国家主席になったのは丁度10年前、小学生程度の知能レベル、人望もない、誰もが短期政権を予測していました。
しかし、5年の第1次政権が終わり、終身国家主席を打ち出してから、中国国内でも違和感を覚え、脅威を感じるようになりました。
それまでの国家主席は、本音と建て前をうまく使いながら、米国と並ぶ世界の2大覇権国家を進めてきました。
しかし、自分の権力温存以外関心の無い習近平は戦狼外交というあからさまに他国の侵略を開始しました。
彼の方針は、大多数の中国人民は無知で良く、奴隷のごとく習近平に盲従すればよい。下手に彼らに教育させると欧米人並みに理屈っぽくなり、国家の転覆勢力になるリスクがある。だから教育を否定し、毛沢東を倣った徹底的な洗脳教育をしていく。
経済面では国有化して、共産党政府の指導に従う体制にしていった。経済音痴の彼は、民間の創意工夫による産業発展という理念が良く理解できない。
その結果、中国の独創的な産業は育っていない。高コスト体質になってきた中国での生産からASEAN、インドへと生産拠点が移動している。
彼は権力温存のために、莫大な軍事費を使ってきたため、実質の保有外貨も底をつき始めてきた。
欧米諸国は、デカップリング(中国との経済連携を断つこと)を進めている。中華思想に基づき、中国は世界で最も偉大な国家と思い込んでいる習近平も自分に追従しない欧米とのデカップリングを望んでいる。
その結果、中国は一気に奈落の底に沈みつつあることに気づいていない。
こういう実態に危機意識を良識的な側近と反習近平派が今回の長文の習近平批判論文を出したと推測されている。
今年、習近平の再選は確実視されています。世界情勢が読めない裸の王様習近平政権がさらに続いていけば、中共の崩壊が加速化されていきます。
その意味では、習近平は、世界最悪の犯罪国家中共を崩壊させる英雄となる事を後生の歴史家は評価するかも知れません。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
次期国家主席に習近平が決まったのは2010年のことでした。当時、世界の評価は極めて低く、おとなしいイメージでした。
そんな時、幸福の科学大川隆法総裁が、習近平の守護霊を呼び、霊界通信をした書籍「世界皇帝を目指す男 習近平の本心に迫る」(幸福の科学出版)を発刊しました。
その霊言では、習近平の過去世はチンギスハンであることが分かりました。
彼は、「国家主席に着くまでの2年間は無能な胡錦濤国家主席におとなしく仕え、国家主席就任後は、中国を世界最強の世界帝国へと国家建設していく」と豪語していました。
守護霊とは、潜在意識と読み替えても良いですが、必ずしも守護霊の発言通りにはなりません。しかし、彼が国家主席に就任してからの10年間、まさにこの守護霊霊言通り進んでいるので、改めて驚いています。
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