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2022年2月12日 (土)

「マーキュリー通信」no.4593【人生に勝利する方程式-269「神速で成長する言葉 ダヴィンチ・ノートに学ぶ-7」幸福力】


レオナルド・ダ・ヴィンチの研究家桜川Daヴィんちさんからの力作「神速で成長する言葉 ダヴィンチ・ノート」(飛鳥新社)は本日が最後7番目の「幸福力」です。

ダ・ヴィンチのキーワードは「愛」でした。与える愛の実践でした。
つまり、ダ・ヴィンチの幸福力の源泉は仏教で言う利他行でした。仕事の考え方も利他行でした。
利自即利他、つまり自分が幸福でなければ他人を幸福にできないという考え方でした。
偉大な人になればなるほど、「超時空利他思考」の境地となっていく。即ち、幸せになる対象が拡がれば拡がるほど利他が拡がる、即ち与える愛の実践を通じ、より多くの人が幸せになっていくことを知っていると言えます。

「超時空利他思考」は、ダ・ヴィンチの金銭哲学にも現れています。自分が稼いだお金以上の収入があるならそれは世の為人の為に使う、その結果徳を積んでいくことになる。
お金や物質的な富は失ってしまうという不安に駆られる。しかし、積んだ徳は死ぬまで身についている。金持ちになればなるほどそれが大切となる。

ダ・ヴィンチは私生児として生まれました。そして祖父と伯父に育てられました。
しかし、自分を産んだ母親には感謝しています。40歳を過ぎて、自分を捨てた母親がダ・ヴィンチを訪ねてきました。その時、母親の恩を知り、恩を感じ、恩に報いることで幸せを感じました。
その後、大作「最後の晩餐」の制作に没頭しました。母親に対する報恩の結晶でした。

また、50歳を過ぎて、ダ・ヴィンチの愛の結晶として、「モナリザ」があります。モナリザは何度も何度も修正を加え、現在の世界的名画となりました。

私も幼いときに両親をなくし、祖母と伯父夫婦に育てられました。その恩は今でも忘れていません。

その感謝の結晶が現在事業計画中のユートピア館です。ここには祖母と伯父夫婦への感謝の想い、そして亡き母に対する敬慕の情が込められています。さらには自分を捨てて家出した父親にも今では感謝しています。

ユートピア館事業は私の利他行の結晶です。ユートピア館の居住者が幸福であればあるほど私の幸福感が高まり、幸福力は増していくと想うとわくわく感が増していきます。

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