「マーキュリー通信」no.4608【シニアとシングルマザー、ファーザーが協生するシェアハウス「ユートピア館」の建設-36「今後のニーズはサ高住よりシ高住」】
寝たきり痴呆老人が今後も増加していく中で、サービス付の高齢者住宅(サ高住)の人気が高まっているようです。
しかし、私は働く意欲のある高齢者に仕事の場を提供することの方が重要と考えています。
現在事業計画中のユートピア館にはシェアオフィスがあります。年金不足部分を補う形で職の提供ができたらと思っています。私はそれを「シ高住」と呼びます。
また、ユートピア館ではシニアとシングルマザーが協生します。協生とは、共に暮らす共生から一歩進んで、協力しながら一緒に暮らすことを意味します。
シニアの長年の経験や知恵をシングルマザーやその子供に伝えることが大切と思っています。
私は子供の頃10年間祖母が母親代わりに育てて頂きました。
祖母からはモノを大切にすることを学びました。
子供ですから成長すると着ていたセーターが小さくなります。するとそのセーターを一旦全部ほどきます。そして、新たな毛糸を足して、編み直します。私も手伝いました。
今になって、祖母のモノを大切にする心と私に対する愛情を感じています。
また、質素倹約も祖母から教わりました。
現在の私はモノを大切にすることと節約精神は祖母の教育から来ていると思います。
こういう温もりのある協生生活をユートピア館では考えています。
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