「マーキュリー通信」no.4640【ワンポイントアップの経営術-269「リーダーシップの資質とは」】
今朝のドラッカー365の金言からリーダーシップの資質を学びました。
ドラッカーは、リーダーシップの資質としてまず、人の話を聴く意欲、能力、姿勢を強調しています。
特に人の話を聴く姿勢を重視しています。人の話をきちんと聴くと言っておきながら、しっかりと聴いていないことが多いです。換言すれば、「素直な心」とも言えます。
次に、コミュニケーションの意欲、つまり自らの考えを理解してもらう意欲です。それには大変な忍耐を必要とします。人は10人十色です。換言すれば、「寛大な心」とも言えます。
第3は、言い訳をしないこと。思ったほどうまくいっていないからやり直そうという勇気も必要です。
第4は、仕事の重要性に比べれば、自分など取るに足りないことを認識する。つまり、「謙虚な心」をいつも持ち続けることですね。
最後に、リーダーたる者は、献身しつつも「個」たり得なければならない。その時、仕事もうまくいく。また、自らを仕事の外に置かなければならない。さもなければ、大義のためと称して、自らの為に仕事をすることになる。自己中心的となり、虚栄の虜となる。
ここにリーダーとして「透明性」が求められます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
今月末に、私の11冊目の著書「あなたの経営力10倍アップの極意」(セルバ出版)から発売することとなりました。
これを記念して、中小企業経営者、個人事業主向けの「成幸塾」を開くことにしました。LINEで募集しています。ご希望の方は、メールを頂けますか。招待させて頂きます。
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