「マーキュリー通信」no.4643【ワンポイントアップの幸福力-46「厭離穢土の世界より欣求浄土の世界を求める」】
歴史的に有名な戦、桶狭間の戦いで今川義元が新興勢力織田信長に敗れ、歴史が大きく変わり始めました。
当時、今川義元に人質に取られていた徳川家康は、死ぬことを考えていたそうです。
その時、彼の自刃を思いとどまらせた聖人が、彼に「世の中は汚れきっている厭離穢土(おんりえど)の世界だけど、あなたの力で欣求浄土(ごんぐじょうど)の世界に変えてったらいかが」と諭され、自刃を思いとどまったというエピソードがあります。
現代世界を見ると、ロシアに侵略されたウクライナの社会情勢はまさに厭離穢土の世界と言えます。
日本の世界でも、拝金主義が横行し、為政者は利権構造にあぐらをかき、国民の平和と安全を真摯に追求する政治家は少なく、厭離穢土の世界かも知れません。
しかし、世の中がいくら乱れていても、自分の心の中の世界は少なくとも「欣求浄土」の世界を求めていれば、心の中はいつも平安でいられると思います。
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