在日中国人評論家石平著「朝鮮半島に関わってはいけない」は、朝鮮半島史を理解するには格好の書籍でした。
朝鮮半島は、2000年にわたり中国の属国でした。正確には中国という国は存在しないので、秦の始皇帝から始まる漢、三国時代、隋、唐、宋、元、明、清と続く歴代王朝の属国でした。
朝鮮半島は長年北の高句麗、南西部の百済、南東部の新羅の3国鼎立の時代が続きました。3国の歴代王は中国歴代王朝の皇帝から王冠を賜り、臣下の礼を取っていました。
朝鮮半島の東に位置する日本列島も同じ属国という概念でした。その概念が21世紀になっても日本を見下すという感覚があるようです。
その後朝鮮半島は高麗(Koreaの語源)に統一されました。
しかし、歴代どの王朝になっても民衆を徹底的に搾取する制度が続いてきました。さらに、毎年3千人の美女を歴代王朝に貢ぐ悪しき風潮があり、これが人民に過酷な苦しみを与えていました。
日本と朝鮮半島とは文化的に様々な繋がりがあると同時に、歴代王朝に仕えるために日本を様々な形で利用してきました。
例えば鎌倉時代の2度にわたる元寇です。
1度目は元のフビライ皇帝の指示で当時の新羅軍が参加しました。
しかし、2度目の元寇は、他の2国高句麗、百済を滅ぼす為にフビライ皇帝に要請したことで実現しました。
韓国の朴槿恵元大統領が、秀吉の朝鮮出兵を未来永劫にこの恨みを忘れないとスピーチしました。
しかし、自分たちの祖先の日本侵略には一切触れません。朝鮮という国は今も昔もそういう国だと理解して付き合う必要があります。
戦前の一時期日本は朝鮮半島を植民地化しました。
当時は欧米列強が全世界で帝国主義による植民地化の時代でした。
だから日本だけが責められる筋合いはないと思います。
ただし、欧米列強の植民地主義は、植民地から資源と人の搾取でした。
これに対し、日本が植民地とした地域は、国費を投入してインフラの整備、教育等巨額の投資してきたことが最大の違いです。
従って、日本が植民地化した地域、国は産業が栄え、人口増加となりました。
朝鮮半島では、教育のおかげで識字率が大幅アップしました。中国から禁止されていたハングル文字を普及したのも日本でした。この国策のおかげで今日の朝鮮半島発展の基礎ができあがりました。
従って、今日の韓国、北朝鮮は、日本にまずは感謝すべきと考えます。
それを従軍慰安婦等事実無根の出来事をでっち上げ、日本政府に謝罪を迫る等言語道断と言えます。
一方、米ソ冷戦構造の下、1950年に朝鮮戦争が起こり、民間人も含め580万人の朝鮮人が亡くなりました。
これは北朝鮮の金日成と韓国李承晩の権力闘争によるものでもありました。
北朝鮮は、金一族の世襲政治の下、北朝鮮人民は貧困と飢えで苦しんでいます。
一方、韓国側は、歴代大統領が権力欲、金銭欲、独占欲の素、民衆虐殺、腐敗、汚職の歴史でした。だから歴代大統領は、任期が終わると、最悪死刑になったりしてきたわけです。
今後も南北朝鮮が統一することはないでしょう。
北朝鮮は、中国のバッファーとして政治的にも利用するメリットがあります。
韓国は、心情的には中国の属国としての感覚の一方、西側陣営の一員として米国追随政策を展開せざるを得ないと思います。
日本は、江戸時代末期以降絶えず欧米の侵略の危機にさらされてきました。
そして、ついにフランクリン・ルーズベルト大統領の策略に引っかかり、太平洋戦争に巻き込まれ、戦争に負けてしまいました。
そして、米国の植民地となり、いまだ政治経済社会的にも、精神的にもそこから抜け出せない状態です。
日本は人種平等主義に基づきアジアの平和と繁栄を願い、実践してきた世界で唯一の国です。そのことにもっと誇りをもってよいと思います。
現在参議院選挙中ですが、私が立候補するなら下記スローガンを掲げたいと思います。
日本は古来万世一系の天皇制の下、2600年以上にわたり他国に侵略されず平和な国家を築いてきました。
その平和を今後も維持し、政治経済社会を発展させていくために、戦後失われた精神的主柱を取り戻す。その為の信仰心が最重要であることを打ち出します。
これを打ち出している政党は唯一幸福実現党だけです。
これが基礎にあって、真の世界平和が実現できると思います。
具体的な政策に関しては、メルマガ「マーキュリー通信」で折に触れて書いているのでそちらを参照して頂けますか。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
明日29日20~21時第1回「成幸塾」をオンラインで開催します。
4月に出版した私の経営コンサルタントの集大成の書「あなたの経営力10倍アップの極意」の第1章「経営者が陥りやすい8つの罠」を解説します。質疑応答も行います。
講義終了後は、1時間程オンライン飲み会をして、さらに皆さんからの質問に答えたいと思います。
参加費は無料です。一人でも多くの方のご参加をお待ちしています ( ^)o(^ )
ミーティングID 930 182 2900 ミーティングパスコード3377
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