「マーキュリー通信」no.4695【祝 もしもしホットライン創立35周年!むしむしホットライン】
今から35年前の本日テレマーケティングの新会社もしもしホットラインが誕生しました。
同社誕生までに半年を要しました。その半年間、私は毎朝6時に出社し、深夜まで残り、毎日タクシーで帰宅しました。心身共にぼろぼろになりながら、何とか設立までこぎ着けました。
創業時、私は「使命感と4つの誓い」を作成しました。毎朝全社員が唱和し、現在でも続いています。
「使命感」
高度情報化社会に貢献し、会社の発展を通じ、従業員とその家族の幸福及び株主の利益に寄与します。
当時、電電公社が民営化されNTTとなりました。
私は通信の自由化により、通信市場は巨大な市場となり、同社はその波に乗り発展していくと予想し、事業計画を立てました。同社は、その波にうまく乗れ、店頭市場上場→東証2部→東証一部上場企業となり、年商1000億円企業へと成長しました。
※社名は、現在りらいあコミュニケーションズ㈱
もしもしホットラインは人でもっている会社なので、従業員とその家族の幸福、つまりES(従業員の満足)が最重要と「使命感」として盛り込みました。その為に各種人事諸制度を設け、給与制度に反映しました。
同社の設立前年に男女雇用機会均等法が制定されました。
もしもしは女性社員中心の会社です。そこで、もしもしホットラインの給与制度は、男女同一待遇同一賃金制度を導入しました。女性役員も誕生しました。
「4つの誓い」の1つに、三井物産の社是社訓である「挑戦と創造」を入れました。
その他詳細は、4月末出版の「あなたの経営力10倍アップの極意」(1650円 セルバ出版)を参照願います。
もしもしには会社設立の半年も含め4年4ヶ月関わりました。同社の創業経験により私の能力は飛躍的に伸びました。そして、私の人生に大きな影響を与えました。
同社設立10年後に、私は25年勤務した三井物産を退職しました。もしもしの創業経験がなければ、早期退職はなかったし、現在の自分もありません。
その意味でもしもしホットライン創業のチャンスを与えて頂いた上司と三井物産に感謝しています。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
一昨日の「マーキュリー通信」が、NTT社員3万人のテレワーク化、昨日がNTTのフリーダイヤルの話、そして今日がもしもしホットライン創業。不思議な流れですね。
さて、もしもし勤務の頃、通販で出張カバンを注文しました。
私の所に届いた宛名に「むしむしホットライン 菅谷信雄様」となっているのに気づき、びっくり。職場の周りの人間と思わず大爆笑でした(^人 ^;)
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