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2022年8月10日 (水)

「マーキュリー通信」no.4737【生涯現役社会が日本を救う!-120「老後の不安」】


今朝の英国BBCニュースで、ウクライナ戦争の影響で、エネルギー価格が昨年比2倍になり、インフレが急速に進んでいる旨発表がありました。来年はさらに4倍になるそうです。

エコノミスト副島隆彦氏の書籍を最近3冊読みました。
「有事の金、そして世界は大恐慌へ」「政府が狙う!あなたの個人資産を守り抜け!!」「ディープステートはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする」

同氏は、2024年に新札が渋沢栄一に切り替わりますが、その時までに物価は10倍になるだろうと予測しています。

ロシアのウクライナ侵攻以来それが現実味を帯びてきました。

そうなるとこれまで年金だけで安泰と思っていた高齢者の生活に大きな影響を与えることになります。確かに年金は物価スライドですが、1年遅れです。ただし、年金原資が不足している中で、物価スライドできるかどうか疑問です。

ハイパーインフレになって一番得をするのは政府です。1200兆円以上ある国の借金が10分の1になるわけです。

それでは庶民はどうしたら良いのでしょうか。

結局、自分の経済事情に合わせて生涯現役で働くことになります。
人生100年時代は、「老後」という考え方を捨て、生涯現役で働く時代となります。

私はいつもプラス思考です。生涯現役で働くことで、寝たきり痴呆老人の数が大幅に減少すると予測します。

三年前、古稀の年に、「生涯現役社会が日本を救う!」(平成出版)を出版しました。その中に私の生涯現役人生の提案がしてあります。是非ご一読ください。
ご希望の方には、著者サイン入り定価1540円を送料込み千円でお譲りいたします。
〒114-0002東京都北区王子5-1-1-1324菅谷信雄

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私は長年福沢諭吉がなぜ1万円札になっているのか疑問に思っていました。しかし、最近勉強することで、その疑問が氷解しました。

福沢諭吉の有名な書「西洋事情」が幕末から明治維新に大きな影響を与えました。
徳川慶喜は、西洋の事情を知ることで、国内で争っている愚かさを認識しました。そこで、大政奉還、そして新政府軍が攻めてくる中、白旗を揚げました。そして、西郷隆盛に命じて、勝海舟との対談により江戸は無血開城となりました。

さらには、明治新政府にも大きな影響を与え、富国強兵と殖産興業の2大国是の下、欧米に追いつき追い越せとひたすら突き進んで行くことになりました。

そして、殖産興業のところで、日本に数々の産業を興したのが、近代日本の資本主義の父へと言われた渋沢栄一です。

こう読むと、1万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に代わるのも頷けます。

日本の実業界も、渋沢栄一の論語と算盤、つまり倫理を重んじながら、浮利を追求せず、社会の発展に繋がる実業を起こしていって欲しいと思います。

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