「マーキュリー通信」no.4777【ワンポイントアップの思考力-56「1年後を展望できない大相撲協会」
大相撲秋場所は、玉鷲が平幕では最年長37歳10ヶ月で見事幕内優勝を果たしました。
玉鷲にはあっぱれを送りたいです。
しかし、裏返してみれば、横綱、大関陣のふがいなさの結末と言えいます。
昨年、大関朝の山がコロナ禍中、キャバクラ通いしたことが判明し、1年間の出場停止処分を受けました。
法律違反したわけでもなく、協会のファン心理無視のあまりにも厳しい処分に抗議し、八角理事長に処分緩和の手紙を書きました。
世間常識からすれば、精々1場所出場停止と3ヶ月程度の減給で良かったと思います。
当時、大横綱白鵬が引退間近、新横綱照の富士はひざの故障の為、短命横綱であることを協会関係者もファンも知っていました。
また、横綱を目指す大関陣はおらず、逆に負け越しで大関陥落の実力でした。事実、御嶽海が大関陥落が決定、正代も角番を何度も経験し、大関陥落は時間の問題でしょう。
よって、大相撲危機を救うのは朝の山しかいません。1年間休場させなければ、今頃は横綱になっていたかも知れません。その朝の山も、今場所1敗したために、十両復帰はなくなりました。
1年間の休場と三段目までの降格は、心身共に大関レベルまで復活するのは至難の業です。最悪、大関復帰の芽を摘んでしまうことになるかも知れません。
幸い若隆景が次の大関候補として急浮上してきました。しかし、まだ横綱になるかどうかは分かりません。
力士は大切な商品です。そして大相撲ファンの夢や希望の星でもあります。
ファン心理を無視したあまりにも厳しい処分は、大相撲衰退の原因となりますよ。
今回も、大相撲協会に抗議の手紙を書きます。
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