「マーキュリー通信」no.4804【自主上映会「1/4の奇跡」に涙涙!】
昨日、瀨口氏主催の自主上映会入江富美子監督の「1/4の奇跡」に涙涙!でした。
「1/4の奇跡」は、17年前に素人の入江富美子さんが、障がい者と真剣に向き合う障がい者施設の山本かつこ(かっこちゃん)さんの人生ドラマを元に映画制作にチャレンジしました。
彼女の映画は自主上映会という形式をとり、それ以来17年間で19カ国述べ28万人に感動感激の輪が広がっていきました。
「1/4の奇跡」では、4名の障がい者が登場します。
その中で最後の雪絵ちゃんが一番印象に残っています。
雪絵ちゃんは多発性硬化症という不治の病に苦しみます。
しかし、彼女はそれに不平不満を言いません。
むしろ感謝しています。
「私はもうじき目が見えなくなる。でも不満はない。目が見えなくなったとき、これまでいろいろな物を見せてくれてありがとう!と感謝したい」
「私の手足はもうじき動かなくなる。でも今まで私の為に動いてくれてありがとう!と感謝します」と健気に語ります。
ある日、雪絵ちゃんの意識がもうろうとして危篤になったころ、かっこちゃんはソウルに仕事で出かけます。
小松空港から出発しようとしたら、当日の便は天候不良で取り止めとなりました。
そこで、かっこちゃんは急いで雪絵ちゃんの病院に駆けつけます。かっこちゃんは必死に雪絵ちゃんに語りかけます。
しかし、雪絵ちゃんの反応がありません。かっこちゃんは雪絵ちゃんの手をきつく握ります。すると雪絵ちゃんは握り返してきました。そして、涙を浮かべてきました。かっこちゃんと雪絵ちゃんの気持ちが通じ合ったた瞬間でした。
かっこちゃんは、翌日ソウルへと出かけました。
帰国後雪絵ちゃんの訃報が届きました。
12月28日、雪絵ちゃんの誕生日の2日前に安らかな眠りにつきました。
世の中には、健常者と障がい者というふうに分類します。
コロナウィルスに罹って亡くなる人もいれば、元気な人もいます。
実は、宇宙の法則があって、1/4の弱い人がいるおかげで、残りの3/4の人は奇跡的に助かることになっているそうです。
これは科学的に様々なケースで当てはまることが証明されているそうです。
これを「1/4の奇跡」というそうです。
人生100年時代、私の人生も後1/4となって来ました。残りの1/4の人生の軌跡を1/4の弱い人の存在、「1/4の奇跡」に感謝しながら生きていきたいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
上映会終了後、入江富美子監督と観客との対談+Q&Aがありました。
一番印象に残った言葉は、開運は誰にも訪れる。しかし、その運をこじ開けて、自ら強運に持っていくことが強運の人生を送る秘訣でした。
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