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2022年11月19日 (土)

「マーキュリー通信」no.4820【シニアとシングルマザー、ファーザーが協生するシェアハウス「ユートピア館」の建設-52「ユートピア館が追求する組織形態はティール組織」】


今朝の朝6読書会のテーマは、「ティール組織」でした。
「ティール組織」の著者はフレデリック・ラルー、現在全世界で10万部販売されているベストセラー書です。

ティール組織は、ミッションの下で動く組織と言えます。財務内容を公開し、そこに働く人が自分の報酬を自分で決める組織です。

現代の組織で言う階層構造、役職も存在しません。指示命令で動く組織ではありません。

こんな組織形態がうまく作動するのか?と疑問に持つ人も多いと思います。

ビュートゾルフ(オランダの地域看護組織)は、2006年10人でスタートした組織です。それが2013年7000人の組織に拡大しています。人の採用もチーム単位で実施します。現在では、オランダの地域看護士の3分の2を占めるに至っているそうです。
ティール組織が、組織のスリム化に繋がり、社会保障システムの節約に大貢献し、年20億ユーロ節減に繋がっているそうです。
分からないことは、自分にとって良いアドバイスをしてくれる人に聞いてみることになっています。

ティール組織は、責任、感謝の循環の世界に生きる組織です。
いわば霊主体従のコンセプトです。即ち、自分自身の生きる目的、存在目的を追求していきます。霊、スピリチュアルな面を重視します。肉体は霊の従属的な存在と捉えます。霊的人生観を確立していきます。

霊主体従が理解しづらい人は、世界的大ベストセラー書スティーブン・コヴィー著「7つの習慣」でいうインサイドアウトの考え方を採り入れたら良いと思います。
つまり、内なる自分、宇宙的存在と自分が繋がり、内在的な自分から外に発していく意識のとらえ方です。こうすることで本当の自分に忠実に生きながら、ストレスフリーのライフスタイルを送ることができます。

ティール組織は、組織を生命体として捉えるので、アメーバ組織のように自由に伸びていきます。

このティール組織こそ、私が事業推進中のユートピア館の建設事業の核をなすモノです。
ユートピア館の事業主体はユートピア建設ですが、ミッションで動く組織です。

現代社会は、少子高齢化、離婚の増加、高齢者の孤独死、認知症寝たきり老人の増加等様々な問題を抱えています。

ユートピア建設は、生涯現役社会を構築しながらこれらの諸問題を解決していく組織です。だから現代の日本社会にユートピアを建設していくという意味でユートピア建設という組織、事業体にしています。

ユートピア館を全国展開していく中で、各知識の実情、生活習慣等に合わせた組織を創っていきます。その運営に関しては、各地域のリーダーに任せていきます。終業時間も設けません。各自が自分で働く時間を決めることにします。

私のやることは、そのミッションを各地域の実情に合わせて普及していくことです。経営戦略、事業戦略、マーケティング戦略等の大枠は創ります。
そのミッションに従い、全体をまとめ引っ張っていく存在です。
ユートピア館の居住者もユートピア建設で働く人もミッション追求=幸福の追求です。
ユートピア館の居住者もユートピア建設で働いて頂いて良いわけです。はたらく=傍を楽にするという意義で捉えます。
また、給料、給与という用語は労働対価という意味合いが強いので使いません。報酬という言葉にします。傍を楽にした結果の報い、報酬となるからです。
従って、自分で自分の報酬を決める組織にします。ユートピア建設の財務内容も公開します。
因みに私は無報酬で活動していきます。私の報酬は、参加者の笑顔、幸福です。それが増大していくことで私の報酬も増加していきます。
団塊の世代は、かつて高度成長期には社会に多くの貢献をしてきました。
しかし、人生100年時代の進展に伴い新たな社会問題として、年金を食いつぶし、医療費の高騰や介護保険財政に逆貢献しています。

そんな団塊の世代の一人として、日本という素晴らしい社会に対する恩返しの気持ちでユートピア建設事業を推進していきたいと思っています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

35年前に私が創業したテレマーケティングの新会社もしもしホットラインの給与体系は男女同一待遇同一賃金という給与体系を私が創りました。
丁度、男女雇用機会均等法がスタートした翌年でした。もしもしホットラインの7割が女性社員だったので、従業員を大切にする経営、とりわけ女性を大切にする経営を目指し、男女同一賃金制度を設け、それが同社の発展に寄与しています。

今度は、ユートピア建設で、ユートピア社会を目指し、ティール組織の下、自分の報酬は自分で決める組織すれば生き生きとした組織になるのではないかと思っています。


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