「マーキュリー通信」no.4828【藤岡信勝先生のセミナー「国難の日本史」を受講して、今が最大の国難!】
一昨夜「国難の日本史」藤岡信勝先生のzoom講演会に参加しました。
藤岡先生は、検定不合格歴史教科書の編纂者の一人でもあります。
検定不合格歴史教科書は、ますます左傾化し偏向教育を進める文科相の餌食になったことでも社会問題となっている書籍です。
一例を挙げるなら、「仁徳天皇は陵墓に祀られている」は不可、葬られているに変えろとの指示命令です。
我々は古来天皇に対しては尊崇の念で接してきて、天皇が死んだ、葬られているという用語は失礼なので使わないのが世間常識です。
文科相の指導方針は自虐史観に洗脳されているので、生徒に及ぼす影響は甚大であり、日本の若者が日本の先祖に誇りを持てないのは当然と思います。
さて、正しい歴史観で日本の歴史を読み解くと、先祖の偉大さとその決断のおかげで今日の日本があることが分かります。同時に今日我々日本人が平和を謳歌しているのは2千年以上に連綿と続いてきた偉大な指導者のおかげと思わず感謝と同時に頭が下がります。
日本の初の国難は、7世紀(662年)白村江の戦いです。日本は朝鮮半島の百済から応援を頼まれました。
日本は、68歳の斉明天皇が先頭に立ち、中大兄皇子と弟大海人皇子と一緒に戦うのですが、唐新羅連合軍に惨敗します。
その時、女子供まで皆殺し、焼き尽くす唐や新羅の残虐性を痛感し、国防強化に当たります。
次の国難は、鎌倉時代の蒙古襲来1274年文永の役です。
蒙古軍は船3千艘、3万人軍隊で襲ってきました。蒙古軍の対馬壱岐での残虐行為を目の当たりにします。女性の手に穴を開け、数珠つなぎ、次々と虐殺していきました。この戦いで、後生に残した3つの教訓があります。
国家としての意識
外国人の残虐性
災いは朝鮮半島からやってくる
時は戦国時代、秀吉の時代に移ります。
当初、キリスト教を容認していた秀吉でした。
しかし、多数の日本人を奴隷として売り飛ばしていたことが発覚しました。さらに、キリスト教を利用して日本乗っ取り計画を察知した秀吉は伴天連追放令をだします。
もし、戦国時代を親キリスト教の大名が支配していたら、日本はスペインに乗っ取られていた可能性があります。
事実、当時のスペイン国王は日本侵略を計画していましたが、最強の軍隊を持つ日本侵略は難しいと判断し、中国に矛先を迎えます。
最晩年秀吉は朝鮮出兵、さらには明国侵略の構想まで抱いていました。
後世の学者は、最晩年の秀吉の老害だと悪評に秀吉です。しかし、藤岡先生は、当時の明国に侵略される前に、先手を打っておこうという意図を持っていたのではないかと推察しています。
藤岡先生は、戦国武将では、秀吉は家康に次いでナンバー2の功績と高く評価しています。
さて4番目の国難は日露戦争です。
当時のロシアのバルチック艦隊は最強の海軍です。バルチック艦隊がどちらから攻めてくるかが勝敗に大きく影響していました。その為の情報戦が最重要でした。
そこで、對馬の漁民を活用し、対馬海峡経由攻めてくることを確認しました。そして、見事バルチック艦隊を破りました。
もし、この情報戦が外れていたら、日本は今頃ロシアの領土となっていました。
5番目の国難は大東亜戦争です。
日本の歴史上、二番目の敗戦でした。
当時の米国は日本を二度と米国に逆らえない国に造り替えることを決意し、実行しました。それが東京裁判に基づく自虐史観ですが、今でも続いています。
さらに、日本を二度と逆らえない国にしようという政策は現在でも続いています。
戦後奇跡的な復興を遂げたと日本は称えられていますが、その築いた富を米国に盗み取られています。
小泉内閣の時に、郵政民営化で400兆円以上の米国債を買わせられ、戻ってきません。日本の高度成長で蓄えてきた富を吸い上げられてしまいました。
一方、外国資本による土地の購入は当初禁じられていました。
しかし、1994年WTOが協定、当時の村山内閣が制限を設けない条約を結んだ。安全保障上の例外規定はあるものの外国人が日本の土地買い放題になってしまった。条約は国内法に優先するので手が出せないという憂慮すべき状態です。
これに規制をかけようとしたのですが、公明党の反対に遭い、骨抜きになりました。
このまま中国に土地の爆買いを許していったらどういうことになるのでしょうか。そこに大量の中国人が移民してきたら、治外法権国家が誕生してしまいます。
しかも中国の場合国家総動員法があり、共産党政府の命令一下、在日中国人を日本攻撃に利用できます。
こういう憂慮すべき事態にもかかわらず、親中岸田政権は脳天気な状態が続いています。
歴史上の教訓に学んでいません。
中国人に支配されたら末恐ろしいことを理解していません。
大量の日本人虐殺、婦女子のレイプが起こってからでは遅すぎますよ!
彼らは無神論国家共産党政府ということを理解していません。
そのことは明日のメルマガで書きます。
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