「マーキュリー通信」no.4863【20年ぶりの大相撲観戦に観劇!】
女子アナウンサーの田中知子さんが大相撲観戦をアレンジしていただいたので、昨日20年ぶりに両国国技館で大相撲観戦しました。
私は栃若以来65年以上の大相撲ファンです。
現在の大相撲は1横綱1大関という非常事態。横綱照の富士は、今場所もひざの手術で休場となったので、事実上大関貴景勝一人の場所です。
昨年は6場所全て優勝力士が異なり、3場所連続史上初めて平幕が優勝するという戦国時代です。
私の一番のお目当ては元大関朝の山。朝の山はコロナ禍の最中に飲み歩いたことで大相撲協会から1年間の出場停止、ファンの声を無視した異常な裁きに幕下まで転落、今場所やっと十両まで復帰しました。しかし、大関時代の朝の山と比べ明らかに力が落ちており、昨日も十両下位の力士に苦戦していました。一応5連勝ですが、大関復帰の道は遠いと言わざるを得ません。
次いで、大関候補ナンバー1の若隆景、彼は押し相撲に弱く、昨日も平幕阿炎に押し出されて2勝3敗。苦手を克服しないと大関昇進は厳しいと言えます。
これに対し、阿炎は先場所初優勝の勢いが続いており5戦全勝。連続優勝の可能性も出てきました。そうなると大関昇進という特例となるかも知れません。
これに対し、元横綱朝青龍の甥、豊昇龍は伯父の負けん気の強さが出てきて、今月は一皮むけた感じがします。
昨日は押し相撲で真価を発揮する大栄翔に敗れましたが、優勝候補の1人と言えます。仮に優勝できなくても、大関昇進の可能性が出てきました。
解説者元横綱北の富士が、「自分の場合、3場所連続合計最低33勝のノルマより下の28勝で大関に昇格した」とアドバルーンを上げています。
協会としても、新大関誕生はのどから手が出るほど欲しいはずので、今場所終了後2名の新大関誕生が期待されます。
今場所優勝争いは阿炎、豊昇龍、押し相撲が絶好調の大栄翔、それに大関貴景勝の4人に絞られてきた感じがします。
貴景勝が優勝した場合、横綱昇進の可能性も出てきます。しかし、彼は横綱の力はないので、協会が興行面で昇進させたら短命に終わることになります。
名大関として人気を博した若花田が弟の貴花田と一緒に横綱昇進させた結果、短命横綱に終わった教訓を思い出して欲しいと思います。
20年ぶりの大相撲観戦、やはりテレビで観るのとは大違い、国技館には日本の伝統文化が詰まっており、それを肌で感じることができました。
観戦ツアーをアレンジしていただいた女子アナ田中知子さんには感謝感謝です。
お土産には朝の山のTシャツとクリアファイル、若隆景の時計を記念に購入しました。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
これまで大相撲の発展繁栄の為に、一相撲ファンとして、協会に苦言を呈してきました。
特に朝の山の6場所年間の出場停止は、力士生命を奪うモノとして強く抗議してきました。本来なら今頃は横綱になってもおかしくない逸材ですが、昨日の朝の山を見る限り、横綱にはほど遠い実力でした。
私が予想したとおり大横綱白鵬は引退し、照の富士も今年中には引退しそうです。そして、大関も一人になってしまいました。
協会は、ファンの気持ちを察しながら、協会運営に当たって欲しいと思います。
相撲グッズは、力士の人気のバロメーターですが、朝の山の場合、Tシャツ他多数グッズが陳列されていました。
大相撲協会にはその他いろいろと提案をしてきましたが、数えてみたらこれまでに9回も八角理事長宛に送っていました。
しかし、残念ながらことごとく無視されています。私の異見は全て当たっているので、私を協会付きのコンサルタントとして雇って欲しいくらいです。
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