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2023年1月24日 (火)

「マーキュリー通信」no.4873【シニアとシングルマザー、ファーザーが協生するシェアハウス「ユートピア館」の建設-54「昭和の時代に時計の針を戻す」】


昭和の時代を40年間生き抜いてきた私にとり、現在と昭和の時代のどちらが良いですか?と聞かれたら、迷わず「昭和」と応えます。

スマホ、パソコン、インターネットもない不便な時代でした。
それでも昭和の方が圧倒的に良かったです。
唯一嫌な思い出は、冬の寒さ、あかぎれやしもやけに悩まされました。

しかし、人々の心は温かでした。

大家族主義の時代、5歳の時に母親が他界したので、私は10年間祖母に育てられました。

祖母は、私が成長して小さくなったセーターを編み直しレくれました。
セーターの毛糸をほどくとき、私は祖母の前に両腕を差し出して、毛糸をほどく手伝いをします。祖母は無言ですが、当時を思い出すと、祖母の愛情が伝わってきました。モノを大切にするという祖母の考え方が今でも私に根付いています。

また、母親の兄、つまり伯父が父親代わりでした。
調布市で町の自転車店を営んでいました。
伯父は無口でした。
しかし、毎年大晦日、店じまいをした後、「のぶお、出かけるぞ!」と声をかけてくれます。
そして、近くの調布銀座にある松沢用品店に出かけ、毎年ジャンパーかセーターを買ってくれます。

大晦日の夜、買ってもらったジャンパーかセーターを枕元に置き、元旦を迎えます。寝るときの私は心が浮き浮きしています。

そして、冬の間中、買ってもらったジャンパーまたはセーターを伯父さんの愛情を感じながら毎日着ます。

今、メルマガを書きながら、涙が止めどなく出てきました。
これが昭和の時代の温もり、温かさのだと感じました。

これをユートピア館に継承していきたいと思っています。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

明日25日20~21時までユートピア館事業に関するオンラインセミナーを実施します。
21~22時はオンライン飲み会です。
オンライン飲み会では昭和の時代の良さを語り合いませんか。
参加費無料
ミーティングID 930 182 2900 ミーティングパスコード3377

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