「マーキュリー通信」no.4865【人生に勝利する方程式-296「人生は選択と決断の連続」】
毎週日曜日に常連参加している「ゼロ秒思考の会」の今朝のテーマは「選ぶ」でした。
私の人生は選択と決断の連続でした。
最初の選択と決断は、高校2年生の時に、家出した父親が10年ぶりに帰ってきたことです。
母が病死の後、実家の祖母が母親代わりとして10年間私を我が子同然のように育てていました。
実家は調布市で町の自転車屋を営んでいました。伯父さん夫婦に子供がいなかったので、養子となって家業を継ぐ事になっていました。
そこで家業を継ぐのか、ホームレス状態だった父を選ぶのかの決断を迫られました。私は父を選びました。
もし、実家の家業を選んでいたら、私の人生は、町の自転車屋の商人として送っていました。
2番目の大きな決断は、25年間勤務した三井物産の早期退職でした。
退職の決断に際しては、様々な要因がありましたが、この決断は今になって振り返ると大正解でした。
もし、そのまま定年まで勤務していたら、心身共に消耗し、現在の自分はなかったと思います。
最近の決断は、個人向けの福利厚生のインフラ構築、一般財団法人全国福利厚生共済会のプライムビジネスでした。
プライムビジネスは、クチコミで組織を作っていくいわゆるMLMでした。
当時経営コンサルタントとして超多忙だった私は、MLMは絶対やらないと決めていたので、お断りしました。
しかし、誘った人がMLMとは無縁だった元セブンイレブンの役員でした。彼から、「これまでのネットワークとは全く違うから一度話だけ聞いてください」と頼まれ、とりあえず聞くだけ聞いてみようと思い聞いてみました。
すると私の抱いていたネットワークのイメージと全く異なることを理解したので、やることにしました。
好奇心旺盛な私の場合、人生で様々なチャレンジをしてきて失敗も多数しました。しかし、私のモットーは、「若い時の失敗は買ってでもやる。しかし、晩年の大きな失敗は取り返しのつかないことになる」なので、失敗は自己成長の肥やしと思っていました。
お陰様で、全厚済から毎月継続収入を頂いています。それも右肩上がりの収入です。現在では一生涯困らない収入を頂いています。
紹介者には感謝の気持ちでいっぱいです。
三井物産在籍中に、仙台から帰路の途中、新幹線のグリーン席で長嶋茂雄さんがひとりぽつんと座っていました。長嶋さんと視線が合いました。
その時、一言挨拶すれば良かったのですが、挨拶する勇気がありませんでした。
それ以来、私はやらなかったことに対する後悔の念を持つようになり、人の話は素直に聴き、納得すれば実践することを心がけてきました。
素直さが人生で成功する秘訣と実感しています。
その結果、現在の自分があります。
「人生の選択と決断」、このテーマだけで本を1冊書けそうなので、今後電子出版することにしました。
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