「マーキュリー通信」no.4859【奇人変人が世の中を変えていく-444 消費増税13%のアドバルーン】
先日夕刊ゲンダイに、消費増税13%が報道されていました。
どこが発信源なのかチェックしたところ、自民党甘利税制会長のようです。
今後、少子化対策を実行して行くには、消費増税が必要とぶち上げています。
しかし、コロナワクチン対策費用も含め税金の莫大な無駄遣いがあります。まずこれを少子化対策に振り向ければ良いだけの話です。
一方、消費増税は景気の足を引っ張ることは、平成時代の30年間歴史的に証明しています。
甘利氏の頭の中には、理論的には消費税減税は景気浮揚効果があると思っているのですが、消費増税の莫大なエネルギーを考えると、消費税減税には踏み切れないようです。
しかし、その発想をまず捨てて欲しいと思います。
右肩上がりの高度成長時代には、消費増税は国民も容認します。
しかし、ゼロ成長の時代には消費増税は一番やってはいけない政策です。
政策の王道は、景気を良くし、消費景気を挙げることです。
その結果、税収増となります。
日本の所得税制度は、きつい累進課税制度です。
所得が伸びると累進課税制度の影響で2次曲線的に伸びていくことを甘利氏も認識して欲しいと思います。
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