「マーキュリー通信」no.4918【ワンポイントアップの経営術-282「スシローの新経営戦略?」 】
昨日ランチタイムに池袋のスシローを訪ねたところ客はほとんどいませんでした。
昨年、スシローが大幅値上げした時、店内は客がほとんどいなかったのですが、昨日も1皿150円以上の価格では客足が遠のくのも頷けます。
店内は省力化されています。
カウンターに座り、タッチパネルに何度触っても注文画面が出てきません。
店内には店員が見当たりません。
そこでレジに出かけ大きな声を出して店員を呼ぶと店員が出てきました。
まずは入口で受付をして、どのカウンターに座るかを決めないとタッチパネルが使えないとのことです。
次にタッチパネルに触れて寿司を注文しました。
しかし、寿司職人が少ないのでしょうか。寿司を注文してから届くまでかなり時間がかかりました。
カウンターの前は高くなっており、カウンターの向こうは見えません。回転寿司の活気は全くありません。
最後、お勘定のボタンをタッチすると店員が精算シートを持ってきました。
その精算シートをレジに持っていってもレジに店員がいません。
大声で呼び出すとやっと店員がやってきてました。
私はペイペイで支払う旨伝えると、やり方を教えてくれました。支払い方法も店員がいないと分かりません。
全部で6皿1140円でした。回転寿司は、皿に次から次へと手を伸ばして食べるので、あっという間に10皿は食べてしまいます。
しかし、注文してからなかなか来ないと、ゆっくりと食べることになり、6皿でもまずまず空腹が満たされました。味はまずまずでした。しかし、この金額では次にまた行こうという気にはなりませんでした。
スシローの経営戦略は、薄利多売から、徹底的にコストダウンして客数は少なくても良いからしっかりと利益を上げることに変えたのでしょうか?
昨日のメルマガに一言追加しておきます。
ユートピア館に入居するシングル・マザー、シングル・ファ-ザーに対する慈悲の心です。
彼らは普通の母親、父親と比べ精神的にも経済的にもいろいろと大変だったことと思います。
そういう彼らに対する慈しみの心、慈悲の心をユートピア館の経営に採り入れていきたいと思っています。
慈悲の心とはお客様の立場に立って考えることです。
未だコロナ禍でストレスが貯まっています。
そういう顧客心理を理解し、スシローの店内に入ったら、心が安らぎ、食べた後、味も価格も満足して、「次また来たい」という気持ちになることではないでしょうか。
こういう愛から発する慈悲の想いが経営にも大切と思います。
昨日のスシローの店内は、殺伐として、全く活気がありませんでした。
回転寿司は、寿司職人の元気さが客に伝わり、店内が活気に溢れていることで、おいしさが倍加するのではないでしょうか。
参考文献:「仕事と愛」(大川隆法著 幸福の科学出版)
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