「マーキュリー通信」no.4944【自分の健康は自分で守る-294「医学の父 ヒポクラテスが教える癒す力」】
3日連続朝6読書会で紹介された著書の紹介です。
米国公認カイロプラクティックドクター中島文保著「医学の父 ヒポクラテスが教える癒す力」(かんき出版)は、現代医学に一石を投じる貴重な書籍です。
人間の体には、本来自然治癒力が備わっている。
よって、医師の最大の任務は、この自然治癒力を助けるか、自然治癒力が発揮されやすい方向に導くこと、これがヒポクラテスの基本的な考え方です。
これは前々回のメルマガでご紹介した小児科医真弓定夫先生の考え方と同じです。
中島先生は、健康の3大要素は、「精神、科学、構造」と説きます。
精神、気は病からとよく言われますが、ストレス、悩み事等が体に影響します。
次の化学は、食事から摂取するビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、糖分等が健康に大きく影響します。
3つ目の構造は、姿勢が悪くなると体全体にゆがみが出て、健康に影響を与えます。
ヒポクラテスは、健康を回復するために、カイロプラクティックを発明しました。
体に手を当てながら、どこに異常を来しているのか、察知し、施術していきます。
その方針として、ヒポクラテスの誓いをご紹介します。
1.公正かつ寛大さで接する
2.不正や堕落から遠ざかる
3.自分の技術を磨くのは、患者の治療の為だけに専念する。犯罪目的のために、投薬、手術はしない
4.患者のプライバシー保護
上記1~3に関しては、利権構造にまみれた現代の医療業界に警鐘を鳴らしているようですね。
真弓先生の著書の中で、50年間で医療費が150倍にも膨らんでしまったと嘆いています。
医大では、癌は治らないモノとして学びます。しかし、現実には癌治療のために10兆円もの巨大市場となっています。
現代の医療業界の人に、ヒポクラテスの誓いを熟読し、実践することで、国民総医療費は大幅に削減されることになることが期待されます。
一方、国民の側からすれば安易に医者にかからず、健康生活を送ることで免疫力をつけ、自然治癒力を回復すれば、国民総医療費の削減に繋がっていくことになります。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
朝6読書会は、毎週土日6時半~7時半、水曜日20時半~21時半zoom開催しています。ご希望の読者は、ご連絡ください。
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