「マーキュリー通信」no.4966【人生に勝利する方程式-311「自立と自由」】
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」は、植物学者牧野富太郎を題材にして、植物学者牧野万太郎の一生を描きます。
今朝は、ジョン万次郎との出会いでした。
年老いたジョンは、万太郎に、日本に帰国してからの自分は不幸だったとこぼす。
漁船が難破し、救援され、そのまま訳分からず米国で育つ。しかし、持ち前のチャレンジスピリットを発揮し、自由の大地、米国の生活を謳歌する。
幕末彼は日本に帰国する。
丁度その頃、黒船が来航した頃でした。バイリンガルのジョンにとっては格好の働き場所でした。
しかし、幕府はジョンをスパイと疑い、通訳の仕事を与えなかった。
通訳は英語が不得手なオランダ語の通訳だった。その結果、日本は交渉を不利に追い込まれ、不平等条約を締結させられ、長年明治新政府を悩ませました。
万太郎が植物学者を目指す頃、日本は自由民権運動が勃興しつつありました。
ジョンは自由がない日本社会では、自立が妨げられている。晩年そんな不遇な自分を嘆いています。
その思いを若い万太郎に託したかったのかも知れません。
私が三井物産を退職したのが26年前48歳の時でした。
三井物産の社風は自由闊達でした。
しかし、それは商売をやる上での自由闊達でした。
あれから4半世紀以上経ち、自立心旺盛な私は自由闊達に伸び伸びと生きてきました。「本当の自分に忠実に生きる」、それはミッションを掲げて生ききる人生のことです。自由の大地の上を伸び伸びと飛翔できている喜びと幸福を感じています。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」は、ブルーレイディスクの自動録画機能を活用して見ています。
毎朝7時15分からBS1で、超人気だった「あまちゃん」も4月からスタートしたので、一緒に観ています。
一方、BSツウェルビでは、毎週月曜日夜に超人気だった「朝が来た」を1週間分まとめて放映しています。
期せずして、私が一番好きだった過去の2つのNHK朝の連続テレビ小説を楽しんでいます。
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