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2023年5月24日 (水)

「マーキュリー通信」no.4987【奇人変人が世の中を変えていく-454「少子化の元凶は政商竹中平蔵?」】


日本の出生数は年々減少し、昨年はついに80万人を割り77万人まで減少しました。これは想定より10年早い少子化ペースだそうです。

私は団塊の世代生まれで昭和24年(1949年)には史上最多269万人が産まれました。当時と比べ、7割も減少しています。

2016年に年間出生数が100万人を割り、97.7万人になりました。以降年々減少の一途を辿っています。

少子化の原因は、女子の高学歴化による晩婚化、非婚化、そして高い住宅費用、教育費、育児費用等が挙げられます。

これを裏返してみると、経済的に厳しい現実が挙げられます。
平成24年(2012年)10月1日より派遣労働者派遣法改正法が施行されました。この法改正は、派遣労働者の待遇改善を狙ったモノですが、現実には派遣労働者も含め、非正規社員の比率が年々増加しています。

総務省統計局が2019年8月に発表した「労働力調査」によると、就業者6731万人のうち非正規雇用者は2174万人にのぼり、働く人の3割以上を非正規雇用者が占める計算になることが分かりました。

2018年同月の調査と比べると、非正規雇用者は70万人以上増加しており、年々その数を増やしています。また、女性の雇用には特にその傾向が顕著に表れており、女性就業者の63%が非正規雇用であるということも調査の結果で明らかになりました。

非正規雇用者の最大のメリットは、就業時間が比較的自由なことです。
一方、正規社員との賃金格差は大きく、雇用も不安定になります。

これを結婚という側面で見ると、収入が少なく、雇用も不安定となると、どうしても結婚することに躊躇してしまいます。
事実、東京都で結婚率が高く、子供も多い家庭は、港区他高所得者が多い地域であることが分かります。

さて、政商竹中平蔵は、派遣会社パソナの役員でもありました。彼は政府に働きかけ、派遣労働法を改正させたと聞いています。
その結果、パソナの利益は上がりました。特に東京オリンピックでは派遣労働者を安く雇い、ぼろ儲けしたと聞いています。

彼の頭には日本を食い物にして、いかに自分の利益を上げることしか考えていません。
竹中平蔵はディープステートの手先となって、小泉内閣の時から政府中枢に食い込み、日本を食い物にしてきました。今年1月に開催されたダボス会議に、彼は日本の代表の1人として参加しました。

最大の功績は、郵政民営化により、高度成長期に蓄えた郵政の430兆円と言われる資金を米国に移したことです。この資金で米国債を買いましたが、戻ってくることはないと言われています。

別の彼の使命は、日本で少子化社会を実現し、少子化→人口減社会へと導き、日本を消滅させることです。

将来推計では2100年には、約6,400万人から約4,600万人と予測されている。 日本の歴史上、これほど急激な人口減少を経験することはありません。

日本は現在先進国から中進国へと年々国力を低下させ、2100年頃には最貧国の仲間入りする怖れさえあります。
その前に中国の植民地となり、ウィグル、モンゴル、チベット同様自治区になる可能性が高まっていきます。

そういう長期的危機の中にあることすらぬるま湯につかった政府と一般庶民は気がついていないようです。

竹中平蔵の悪事はまだまだ沢山ありますが、本日はこの程度に止めておきます。


出生数_ 総数【人】出生率【人口千対】
2020年 840,835   6.8
2019年 865,239     7.0
2018年 918,400     7.4
2017年 946,146   7.6

 

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