「マーキュリー通信」no.4981【自分の健康は自分で守る-299「1日45分間の超短時間睡眠で生きている人の未常識な睡眠法に学ぶ」】
堀大輔著「睡眠の常識は嘘だらけ」という本を読みました。
彼は、一般社団法人ショートスリーパー育成協会を立ち上げ、代表理事となっています。GAHAKU株式会社の代表取締役も務めています。1983年11月生まれなので、今年40歳の若手経営者です。
彼は、以前アトピー性皮膚炎で悩まされていたが、彼の提唱する45分間超短時間睡眠に切り替えて治ったそうです。
元々、不眠症で悩む人に対し、製薬会社は最大のドル箱源の1つとして睡眠薬で年間数兆円の暴利をむさぼっていることに対し、疑問を呈したところから始まっています。
一旦睡眠薬を飲むと常習することになり、その結果様々な副作用が発生し、最悪不眠で悩み自殺する者まで出てきます。
製薬会社や医師からすれば、リピート需要は、安定収益源となります。法的にも守られています。
そんな業界の利権構造に疑問を持った著者が超短時間睡眠法に取り組み始めました。
そして、睡眠の常識、メカニズムに対し、1つずつ取り組み、これまでの常識を打破し、超短時間睡眠法45分以下睡眠法にたどり着きました。
但し、昼間眠くなるれば、15分間程度パワーナップ(昼寝)を採り入れ、眠気を取り除くという手法も採り入れています。
この手法は私も採り入れています。パワーナップ前にコーヒーを飲みます。コーヒーの効果は15分後から現れるので丁度良いといえます。
超短時間睡眠法に関しては、もし1日45分の睡眠で毎日過ごせるなら、1日24時間をこれまでの2倍近く生産性が上がるので是非ともやってみたいと思います。
しかし、下記疑問3点に対し、明確な答が得られていません。
よって、もし夜中に目を覚まし、眠れない夜の場合、超短時間睡眠法を実践するという柔軟な考え方で臨めば良いと思っています。
最近は日の出が早いので、起床時間が4時半前後となり、今朝も4時15分に目が覚めました。
昨夜は11時に床に入り、直ぐに眠れたので、睡眠時間は5時間程度、起床時、眠気はなく、今もすっきりした頭でパソコンに向かっています。
さて、超短時間睡眠法では、
1.人間の体は、起きているときは交感神経が優位に働き、睡眠時に副交感神経が働き、自律神経が働いている。
自律神経が正常に働くことにより、人間の体は正常に機能しています。その部分が欠落しています。
2.睡眠中人間は夢を見ます。その時、人間は霊界と交流しており、霊界と交流することで、エネルギーを得ている。
3.不朽の名作「フィットフォーライフ」
人間の食べ物を処理する能力は、1日24時間を3分割して、それがうまく機能しているかどうかにかかっている。
午前4時~12時 排泄:体内の老廃物と食物カスの排出
12~20時 補給:摂取と消化。食べることと食べた物の分離
20~4時 同化:吸収と利用。体への同化
このメカニズムが崩れれば、健康に大きな影響を与えることになる。
著者はまだ若いし、超短時間睡眠法のメリットを解くにはまだまだ理論的根拠不足と言えます。そして、さらに経験を積む必要があります。
ググってみると、ごく希にショートスリーパーはいるので、彼もその1人かも知れません。
但し、本書は不眠に悩んでいる人には、1つの解決策になるかも知れません。少なくとも睡眠薬の犠牲になっている人には、それから解放される書となるかも知れません。
私の場合、30年以上前に1回だけ睡眠薬を飲んだことがあります。
翌日、睡眠薬が残っていて、1日中眠くてたまらなかったことがありました。
現在は、就寝時、グリシンという快眠サプリメントを飲んでいます。安価なサプリメントなのでお薦めです。
また、毎晩寝る前に足裏シートを貼って寝るので、これも快眠に繋がっていると思います。足裏シートは1日100円弱です。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
昨年12月に「健幸力10倍アップの極意」(自分の健康は自分で守る)を電子出版しました。読者のリクエストに応え、50冊印刷しました。
まだ、若干手元に残っています。ご希望の読者は、送料込み640円でお譲りできます。こちらにも快眠法が書いてあります。
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