「マーキュリー通信」no.5015【奇人変人が世の中を変えていく-459「奇人変人が世の中を変えていく-459「やはりビートルズは救世主だった!」】
先週月曜日22時からNHK総合「映像の世紀 バタフライイフェクト Long Tall Sally」は衝撃的であり感動の涙を流しました。
ビートルズの原点が、黒人グループリトルリチャードであり、彼らに衝撃を与えた歌がLong Tall Sallyでした。
このLong Tall Sallyはポールがカバー曲として歌っていました。もちろん好きな曲の1つです。
この歌が、当時黒人差別をしていた米国に影響を与えました。
ビートルズは、彼らのコンサートの座席を黒人、白人の差別なく販売することを条件にコンサートを許可しました。
当時、白人と黒人が隣り合わせで座ることはあり得ないことでした。その常識をビートルズは打ち破りました。
そこから、白人と黒人の間の心理的、物理的障壁が破壊され始めました。
そして、キング牧師への公民権運動へと繋がりました。
その意味で、ビートルズは、米国の黒人差別に一役買ったことになります。まさにロックで米国を揺さぶり、ロックによる革命でした。
一方、ビートルズは戦争にも反対していました。
その一環として、一度頂いた勲章をエリザベス女王に書簡を送りました。
そこには「女王陛下、私は英国がナイジェリア―ビアフラ紛争に巻き込まれていること。 及び、ベトナムで米国を支持していることに抗議して勲章を返上いたします」としたためられていたそうです。
ジョンは有名なオノヨーコとのウェディングを二人のベッドイントークで世界中にアピールし、ベトナム戦争の反対と平和を訴えました。
これが当時のニクソン大統領の反感を買い,ジョンの暗殺へと繋がっていきます。
この頃のジョンの格好はイエス・キリストを彷彿とさせていました。それもそのはず、ジョンはイエス・キリストの分霊であることが最近分かりました。
参考文献:「ジョン・レノンの霊言」「何を以て愛とするか ジョンの霊言」(大川隆法著 幸福の科学出版)
因みにポールは、イエスの12大弟子の1人、パウロが過去世です。
一方、Hey, Judeは後に革命の歌としてチェコスロバキアで大ヒットし、ソ連崩壊に一役買いました。
歌で世界を変えた、革命を起こした。その意味でビートルズは救世主だったと改めて認識しました。
★今夜10~10時45分「映像の世紀 バタフライイフェクト そしてLucyは宇宙を行く」です。
ビートルズの最高アルバムと言われている"Sgt Peppers Lonly Hearts Club Band"に収納されているジョンの名曲"Lucy Sky with the diamond"があるので、この歌からひもといていくのでしょうか。今から楽しみです。番組を録画して、明日ゆっくりと視聴します。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
ビートルズが日本で大ブームになったのは1964年でした。
私は中学3年生でした。当時日本通運の荷物配達(現在のペリカン便)を毎日配達していました。ビートルズのシングル盤1枚330円でした。当時の中学生の小遣いは300円だったので、レコード購入は厳しかったです。しかし、バイト代で次々と発売されるビートルズのシングル盤を購入していました。もちろんLong Tall Sallyも購入しました。
私は受験勉強そっちのけでビートルズの曲を聴きまくりました。おかげで英語は得意科目となりました。
一方、東京オリンピックの年で、高度成長の真っただ中の年でした。
たまたま私が通学していた調布中学の近くが新しくできた新甲州街道で、マラソンの折り返し地点でした。全校上げて、マラソンを応援しに行きました。エチオピアの裸足のアベベ選手が優勝しました。しかし、首を振りながら走る君原健二選手が印象的でした。
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