「マーキュリー通信」no.5011【ワンポイントアップの仕事術-161「原監督の結果オーライの采配では巨人は優勝できない」】
昨夜の巨人は延長10回梶谷のサヨナラ打で西武に3対2で勝ち、西武戦3連勝、交流戦単独首位となりました。
しかし、原監督の采配のまずさが目立ちました。
7回裏、好調の期待の松井2世3番打者秋広が四球で出塁すると、重信に代走を出しました。
まだ交代は早いと思いましたが、ここは勝負所と思って足のスペシャリスト重信に託しました。当然、盗塁して相手バッテリーを揺さぶらず、そのまま絶好調の4番岡本に託しました。しかし、岡本は凡打。その後、重信は盗塁に成功というちぐはぐな攻撃。その後、大城が同点打を放ちました。
次の8回は4番打者岡本が出塁。1死1塁の場面で、次打者は目下打撃好調の丸。原監督はここでまさかのバント。バントは成功しますが、次打者は、中田の代走で出塁した守備の名手門脇。打率1割台の門脇は予想通り凡打で得点に結びつきません。
2対2の同点で迎えた9回表、ここは中継ぎエース中川と思いきや、抑えの大勢でした。私は嫌な予感がしました。大勢は危険球で退場。無死1,2塁のピンチ。ここで中川が登場し、このピンチを凌ぎました。
結局巨人は3対2で勝ちました。しかし、上記以外にも原監督の首をかしげる采配が目につきました。
勝負の世界は、結果オーライの采配は一時的にはOKでも、長期戦では成績に影響します。
昨年までも原監督の采配ミスにより結果オーライの試合が何試合かありました。しかし、結局、こういう結果オーライの采配が続いたため、ペナントレースで優勝できませんでした。
これはビジネスの世界でも言えます。
社長が、結果オーライの仕事をしていたら、途中で社員がミスを犯し、その会社の業績は伸びないことになります。
私自身経営コンサルタントとしてそういう会社をいくつも観てきました。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
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私の人生はチャレンジの連続でした。その結果、自分自身の器を広げ、仕事力も格段にアップしてきました。その集大成の本です。
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