「マーキュリー通信」no.5031【人生に勝利する方程式-321「本当の自分に忠実に生きる」】
NHK朝の連ドラ「らんまん」(毎朝月~金、8時~8時15分)の主人公牧野万太郎は、日本初の植物学者牧野富太郎をモデルに書いたものです。
天真爛漫、自由奔放に生きる姿は私の性格と似ているので毎朝楽しみに観ています。
今朝の番組は、今後の万太郎の人生を大きく影響するシーンでした。
小学校中退の万太郎は東大田邊教授の引きで、何とか東大で植物の研究を続けてこられました。
本日、田邊教授から新たな提案が出されました。
「私の助手として一生涯植物学の研究をしないか。その代わり研究成果は私モノとする。ただし、生活費は補償する」
この提案に万太郎はきっぱりと断ります。
「野に咲く名もない植物に自分が名前をつけ、世に知らしめたい」、これが万太郎の子供の頃からの夢でした。
それをお金で買われて、他人の名誉、欲得のために働くことを嫌いました。
それ以降、万太郎はお金で苦労することになります。
しかし、本当の自分を生涯貫き通した最期満足のいく人生だったことと思います。
私も今から26年前、三井物産を早期退職しました。
早期退職の大きな理由が「本当の自分に忠実に生きる」でした。
今、思うと正しい決断でした。
天真爛漫、自由奔放な性格の私は組織や人に縛られて生きるのがいやでした。
それ以来、24時間365日自由に生きる幸福感を味わっています。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
「人間力10倍アップの極意」(その1-本当の自分に忠実に生きる)をアマゾンから昨年電子出版しました。
是非ご覧になってください。
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