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2023年7月17日 (月)

「マーキュリー通信」no.5044【奇人変人が世の中を変えていく-461「相撲ファン一推し、朝之山の将来性をつぶした大相撲協会の大罪」】

 

大関朝之山はコロナ禍自粛期間中に、大相撲協会のルールを破り、キャバクラ通いが発覚し、1年間の出場停止を命じられました。その結果、朝之山は幕下まで番付を下げました。

世間の常識からすれば、最悪1場所の出場停止と想っていました。
それが相撲ファンの願いもむなしく、1年間の出場停止という懲罰を課しました。これでは犯罪者に対する罰と同じで、多くの朝之山ファンを失望させました。

私は八角理事長宛に、1年間の出場停止は、朝之山の横綱昇進はおろか大関復帰も厳しい旨何度も大相撲ファンとして懲罰撤回状を書きましたが、ことごとく無視されました。

一昨年の今頃は、大横綱柏鵬が引退間近、新横綱照の富士もひざの故障で短命と予測していました。
大関陣は、御嶽海、正代、貴景勝はいずれ陥落するだろうから、最悪横綱大関がいない番付になることを危惧していました。

事実私の予想通り、御嶽海、正代は大関から陥落し、大関復帰する力はないでしょう。
貴景勝は、今場所けがで休場。既に大関の力のない貴景勝は、残念ながら来場所は多分降格することでしょう。
新大関桐葉山改め霧島はけがのため途中出場、今場所は負け越しして、来場所は角番、大関陥落のリスクです。

先場所幕内に返り咲いた朝之山の相撲を観て、私の嫌な予想が的中しました。12勝3敗の成績でしたが、1年間の休場でそのブランクを感じました。

そして、今場所は上位陣と総当たりの場所なので、朝之山の実力が試される場所です。初日は元関脇明生と当たり、あっけなく負けました。この敗戦で、朝之山の実力は精々関脇クラスと観じました。
その後将来有望な2メートルを超す巨漢力士北青鵬に敗れ、私の嫌な予感は現実へと変わっていきました。

そして、一昨日一世を風靡した大横綱モンゴル出身の朝青龍の甥、関脇豊昇龍と対戦しました。
しかし、力の差は歴然、ショックの敗戦でした。そして、上腕部を痛め、昨日から休場となりました。

これで朝之山の大関復帰の夢はかなり厳しいと言わざるを得ません。
朝之山人気は、現在ダントツ1位です。そんな相撲ファンの夢を砕いた世間の常識と隔絶した独りよがりの大相撲協会に失望しました。

関脇豊昇龍は、最近めきめきと力をつけ、将来の横綱候補と言える程までに力をつけてきました。

しかし、ファンあっての大相撲です。横綱に最短の距離にいた朝之山の横綱昇進の夢を打ち砕いた大相撲協会の罪は大きいです。

今場所は、豊青龍を含めた3関脇が優勝を争っています。
本来なら先場所、桐葉山と同時に4関脇を大関昇進しても良い成績と実力でしたが、ファン心理を無視し見送られました。

今場所は、せめても3関脇同時大関昇進を図り、ファンの失望を買った協会は、大いに盛り上げて欲しいと想います。

その先には、今場所新入幕した3名の力士、豪の山、湘南の海、怪童落合改め伯桜鵬が控えています。特に伯桜鵬は幕下付け出し3場所で入幕した19歳で将来性有望な力士です。

相撲協会は、若手の将来性を考え、相撲ファンの夢を叶えるような番付編成、取り組み方針を考えて欲しいと想います。

今の相撲協会は、ファンの期待を裏切るような諸施策に毎場所呆れるばかりです。
それを60年以上の大相撲ファンの私がご意見番として八角理事長宛に手紙を書いているのですが、毎回無視されるのが残念です。

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