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2023年8月12日 (土)

「マーキュリー通信」no.5072【ワンポイントアップの思考力-86「インドの独立記念日も8月15日!」】


今朝の朝6読書会は、最近インド、バングラデシュを1ヶ月間旅した中島氏の旅行記でした。

インドは、昨年中国を抜き世界最大の人口大国14,1億人の国家となりました。
GDPは、およそ日本の半分の600兆円規模だが、いずれは日本を追い抜くことになると予測されています。

インドにはビックテック他多数のIT企業が進出し、急成長している反面貧富の格差が大きい。

インドでは、社会保障制度があまりないので、貧しい人々も自立心を求められる。体が動く限り自助努力の精神で頑張る。
しかし、ヒンドゥー教の教えがあるので、犯罪は比較的少なく、それほど危険は感じなかったそうです。

物価は昭和40年代頃の日本と同程度なので日本からの旅行者には安く感じる。

さて、今朝の中島氏の話の中で一番響いた点は、インドの独立記念日が、日本の終戦日の2年後の1947年8月15日でした。

ググってみると、イギリス領インド帝国最後の総督マウントバッテン卿は、アジア戦線で打ちのめされた日本軍に対して非常に強い怨念を持っていました。当時、マハトマ・ガンディやネルー、パテルなど、国民会議派の面々とインド独立のタイミングを検討していました。

周囲は、印パ紛争が一段落した1948年1月26日、英国から独立した日を独立記念日にする意見が大半でした。

しかし、マウントバッテン卿にとって、日本降伏の日はめでたい日であり、そこに自身が関わったインド独立という「ハレの日」8月15日を、ぶつけてきたとのことです。

よって、インドでは1947年8月15日を印パ紛争後、英国から独立した記念日。翌年1月26日を共和国記念日としているそうです。

インドの公用語は英語ですが、インドは500を優に超える大小の藩王国が共存していたので、国家をまとめるための共通言語として英語を公用語として採用することに決めました。
しかし、地名はボンベイをムンバイ、カルカッタをコルカタにする等植民地からの独立意識から現地語にしているようです。

一方、日本は敗戦後、米国の植民地となり、占領政策が戦後80年近く経つのに未だに東京裁判による自虐史観洗脳政策から解放されていません。

インドのパール判事は、東京裁判は国際法に違反しており、無効であることを裁判で訴えました。書籍としても残っています。

しかし、戦勝国の論理が優先され、いまだに保護領として米国に統治され、その意識から抜け出せません。

戦前、日本国は英国の植民地政策からインドの解放に尽くしたことに対し、オールド世代のインド人は感謝の念を忘れていません。

ここら辺で、戦前の日本はアジア解放のために、戦ったのだ、アジアを侵略したのだという洗脳から早く解放されて欲しいと思います。

米国からの依存体質から脱却し、独立国家としての気概と自立心、そして、日本の祖先に誇りを持つことが日本再生に重要と朝6読書会を通じて学びました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

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