「マーキュリー通信」no.5071【ワンポイントアップの思考力-85「離婚率の急増の原因に意外な落とし穴」】
私の20代の頃は、周りに離婚するカップルはほとんどいませんでした。
しかし、その後離婚率は急増し、現在はなんと35%まで上昇し、今や離婚は当たり前の時代となりました。
離婚率の増加は日本国憲法で謳う個人の尊重、個人主義の蔓延もその一因と言われています。
しかし、私は恋愛結婚が主流となったことも一因ではないかと思います。
私が若い頃はお見合い結婚もまだありました。
しかし、今はその代わりに結婚相談所があります。しかし、いくら経験豊富な相談員がいても、こちらは所詮商売、ほんねは成約率アップしないと商売になりません。
お見合い結婚の場合、お互いの両親が子供の性格や能力、適性を熟知した上で、子供に釣り合った相手を探します。
これに対し、恋愛結婚はお互いに一時的に好きになり、その勢いで結婚してしまいます。あばたもえくぼで、結婚するとお互いのアラが見えてきます。
これに今では4大卒の女性が当たり前の時代になりました。
お互いに自己主張して,譲らず、破局への道となります。
また、仲人も離婚の歯止めに一役買っています。
結婚後は、仲人に挨拶に行き、仲人とのおつきあいも始まります。
こういう各種歯止めがかかっているので、離婚を抑えています。
恋愛と結婚は異なります。
恋愛はゲームです。嫌いになったら分かれれば良いだけです。
これに対し、結婚には責任が伴います。結婚はお互いに価値観が違う者同士が一緒になり、新たな家風を創っていく仕事です。結婚したら、意見の食い違いでトラブルは生じます。
しかし、それを克服していくのが結婚生活です。
最初から、ぴったり合った鍵と鍵穴が存在するわけではありません。長年の結婚生活の中からぴったりと合った鍵と鍵穴になっていきます。
1万組のカップルがいたら、1万通りの鍵と鍵穴が存在します。
現在はマンション暮らしです。鍵1本で外出し、帰宅できます。
もし隣の家と鍵穴が一致したら問題です。
夫婦の鍵と鍵穴はそんなものと認識しています。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
本日は山の日という祝日だそうです。
翌週はお盆の週であり、夏休みがピークになる週です。そんな前の週に意味不明な祝日をつくるナンセンスさに呆れます。仕事のペースを乱されるので、却って迷惑と思っている経営者、ビジネスパーソンも多いと思います。
それより6日、9日が原爆投下、15日が終戦の日なので、この10日間を平和を祈念する10日間と位置づけた方が良いですね。祝日では、国民が違和感を覚えますよね。
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