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2023年9月16日 (土)

「マーキュリー通信」no.5111【ワンポイントアップの思考力-95「米ドル没落の脅威となるBRICS共通通貨構想」】


8月22日~24日南アフリカでBRICS会議が開かれました。
BRICSとは、Brasil, Russia, India, China, South Africaの5カ国を指しますが、先月の会議には新たにサウジアラビア、アルゼンチン、エジプト他30カ国が参加しました。

これまでディープステートにより搾取され続けてきたBRICSを始めとするアジア・アフリカ、中南米諸国はでは、新たな経済圏構想を進めています。

リビアのカダフィ大佐は金とアフリカ天然資源を裏付けとする共通通貨アフリカ連合システムの創設に全力投球しました。しかし、オバマ政権時代に暗殺されてしまいました。オバマ大統領はディープステートの傀儡でした。

BRICSのGDPは急拡大し、今年3月には世界のGDPの31.5%を占めて、G7の30.7%を上回りました。

彼らはまずはドル決済に代わり、現地通貨による脱ドル化を進めています。
戦後IMFは、発展途上国に融資する見返りとして、彼らから搾取を続けてきました。IMFもディープステートの1機関です。

そこでIMFに代わり、BRICS銀行を立ち上げ、その延長線上に金を裏付けとする共通通貨BRICSを計画しています。
1BRICS=55ドル=7520円となるそうです。

米国が一番怖れるのは世界の貿易取引を米ドル以外で行われることです。
原油取引をユーロで実施したイラクのフセイン大統領は米国の逆鱗に触れ、大量破壊兵器を持っているとでっち上げられ、殺されました。

ロシアのプーチンも、ドイツと天然ガスパイプライン供給の決済をルーブルで行ったため、ディープステートは、プーチンによるウクライナ侵攻を仕掛け、プーチンを悪者に仕立て上げました。

通貨BRICSが実現した暁には、米国の脅威となるので、当然スムーズには行かないでしょう。

しかし、ウクライナ戦争をきっかけに中露が手を組み、世界の覇権争いが激化することが予想されます。

ディープステートに搾取され続けてきたBRICSは、当初の5カ国から拡大BRICSへと突き進んでいきます。
第2次世界大戦まで続いていた欧米の植民地主義は、形を変えて戦後もアジア・アフリカ、中南米諸国を搾取し続けています。

ディープステートのグローバル化による世界統一政府に待ったをかける大きな存在として拡大BRICSの動きは今後さらに目が離せない状況となるでしょう。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

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