「マーキュリー通信」no.5118【人生に勝利する方程式-327「卑怯な手を使って勝っても、決して人生に勝利しない」】
大相撲は、横綱照の富士が休場したため、戦国時代となりました。
昨日千秋楽は、私は再入幕の21歳の熱海富士が敗れ、11勝4敗の相星決戦になると予想して、熱戦を期待していました。
熱海富士は、実力者朝の山と対戦し、やはり歯が立ちませんでした。
その他の4敗勢は対戦相手を見て、勝ち残りは難しいと予想しました。
4敗同士の大関貴景勝と関脇大栄翔の一番では、足首を負傷している貴景勝を不利とみて、大栄翔が有利と予想しました。
しかし、貴景勝がけがを克服して、何とか勝ちました。
今場所は角番だった貴景勝、彼の序盤戦の取り口を見ている限り、大関陥落を予想していたので、貴景勝のがんばりにあっぱれです。
そして、4敗同士の優勝決定戦では、熱海富士がどこまでがんばれるかに注目していました。
実力では、大関貴景勝が断然有利です。しかし、足首のけがと、大関なので勝って当たり前というプレッシャーの中、貴景勝が若者の挑戦をどのようにはねのけるのか、二人の熱戦を期待していました。
しかし、貴景勝は、立ち会い変わって、簡単に勝負が決まり、貴景勝の4度目の優勝が決まりました。
あっけない幕切れでした。その瞬間、館内はしらけ、後味の悪い結末となりました。
私は、これまでけがと戦いながら頑張る貴景勝を応援してきました。確かに優勝したいと想う気持ちは分かります。
しかし、ファンあっての相撲であり、そして、お金を払って観戦に来るお客様に失礼です。相撲協会の看板力士としてその辺の自覚が足りません。
この一戦で、貴景勝離れが起きてきます。
大相撲の内規では、大関で連続優勝すると横綱に昇進することになっています。
しかし、昨日の貴景勝の相撲内容を見ていて、横綱に昇進する力はありません。
万一なっても、短命に終わります。
さらに昨日卑怯な手を使って勝ったことは、心の中で一生引きずることになります。
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