「マーキュリー通信」no.5104【ワンポイントアップの人間力-201「5人家族の共存共栄を図る」】
昨日の朝6読書会では、精神保健福祉士・健康運動指導士・鍼灸師 こころと身体研究所代表 元吉正幸 さんの交流分析の話でした。
交流分析とは、人間には5つの性格が備わっており、本来の性格をベースに両親との関係、幼児体験等で形成されていきます。
大分類ではParent(親)、Adult(大人)、Children(子供)の3つに分類されます。
さらに、親はCP(Critical Parent)批判的な親と、NP(Nurturing Parent)養育的親、子供はFC(Free Child)自由奔放な子供とAC(Adapted Child)従順な子供の5つに分類されています。
通常Aをベースに対人関係を調整していきます。
この中でCPが強く出ると、他人批判が前面に出て、人間関係がうまくいきません。
逆にNPを意識して出すことで、他人との人間関係が調和されていきます。
また、FCが他人の前でも強くでる人は空気を読めない性格と陰口をたたかれます。
ACが強い人は、陰にこもりがちとなり、ストレスを貯め込み、鬱症状の要因となっていきます。
要は、人間関係を円滑にするには、Aを基本とし、CPを抑え、NPを前面に出していくことです。
しかし、これが不自然な形で自分に強要していくと、メンタル面の不調を起こしていきます。
大切な事は、自分の性格をきちんと把握しながら、対人関係の調整をしていけば良いと思います。
交流分析は、そのように活用すれば良いと思います。
参考文献:「自分発見テスト」(桂戴作著)
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
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