「マーキュリー通信」no.5146【クリエイティブに生きる-105「昨日の24節氣『霜降』に学ぶ」 】
昨日の24節氣は、霜降でした。
私が常連参加しているAir書道は、毎回旧暦の24節氣に合わせて実施します。
毎回四季折々の歳時記的な説明により日本の古き良き伝統、文化も学びながら、体を使ったユニークな書道です。
お陰様で、習字が苦手な私も伸び伸びと文字を書くことができます。
なお、Air書道では、氣という旧字を使用しています。
氣という漢字は、米が入っています。元氣、天氣、景氣、全て米が基本となって、日本の伝統文化を継承しています。
しかし、GHQはこれを嫌い新字体「気」では、米の代わりに〆を使って、日本の伝統文化を否定しました。
それを知ってから私も旧字体「氣」を使っています。
さて、昨日の24節氣、霜降は霜が降る頃を意味します。旧暦なので丁度1ヶ月ほど感覚的にずれています。
霜は、空気中の冷気が葉に降りて霜となります。それまでは見えません。
私たちの身の回りのモノでも、見えなくても存在するモノは数多くあることを再認識しました。
今朝も、階段登降をする際、それを意識しました。
中庭を散策すると、深緑だった木々が赤く色づき始めました。これも見えない何かが働いているおかげと感じました。
18階の最上階から眺める景色もいつもと違った景色に見えました。
太陽の光を浴び、遠方、そして眼下を眺めると人々の歩く姿も見えます。
イスラエルではハマスが攻撃して、大量の死者が出ています。
それを考えると平和な日本で生活できるありがたさ、幸福を感じています。
なお、厳密に解釈すると霜降、つまり霜が降りるのではなく、見えない冷気が葉に付着して、霜に変化する、つまり霜化の方が正しい表現と言えるのではないかと思います。
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Air書道に興味のある方は一度オンラインAir書道に参加してみませんか。
次回は11月8日(水)朝8時半~10時 立冬です。
関心のある方はご連絡ください。
筆、硯、半紙は100均でそろいます。
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