「マーキュリー通信」no.5145【ワンポイントアップの思考力-97「失敗の本質」】
「失敗の本質」(野中郁次郎他著中公文庫)という名著では、日本軍の組織論を研究していました。
米国との戦いが避けられない情勢になったとき、当時の近衛首相から「日米決戦の勝利は間違いないか」との問に対し、連合艦隊司令長官山本五十六は、「真珠湾攻撃を始めとした初戦では勝つでしょうが、その先、絶対勝つという保証はない」と応えたそうです。
昭和天皇にも同様の回答をしたそうです。
山本五十六は米国に留学し、米国の圧倒的強さを肌身で知っていたので、当初日米決戦回避派でした。
しかし、最後は軍部の意見、空気を察し、開戦せざるを得ない状況に追い込まれました。
もし敗戦となった場合、日本国は焦土と化すことをイメージしなかったのでしょうか。
それとも神国日本が敗れるわけないと根拠のない自信を持っていたのでしょうか。当時の日本国トップリーダーの思考力欠如には呆れてモノが言えません。
しかし、この思考力の欠如は、幕末にも同様のことがいえます。
米国を始め、英仏が日本侵略を狙って次々と来港します。
当時の日本は夷敵を打ち払えと攘夷論の空気に包まれます。
そして日本のトップリーダーの思考力の欠如は現代にもそのまま引き継がれています。
中国の軍事的脅威を目の前にしながらも、脳天気な歴代自民党政権。
本来ならとっくに日本国憲法を改正し、国防を強化しなければならないところを、国連を中心にした平和外交を展開するという空理空論で明け暮れています。
今度は中国に占拠され、中国人の奴隷となって初めて気づくのでしょうか}
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
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