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2023年11月27日 (月)

「マーキュリー通信」no.5181【奇人変人が世の中を変えていく-480「世界初、奴隷制度を廃止した秀吉」】


15世紀から欧州の大航海時代が始まったと歴史で習いました。
その先鞭をつけたのがポルトガルです。

大航海時代は欧州の呼び方です。
実際には、欧州による植民地時代の始まりです。

ポルトガルは、アフリカの資源強奪のために侵略していきました。

その魔の手はアジアへと向けられていきました。
ポルトガルは船が漂流して、1543年に種子島に漂着し、鉄砲が伝わります。

当時、欧州では、白人以外は人間として認めず、奴隷として使って良い風習でした。
キリスト教以外は野蛮な宗教であり、野蛮人と見做していました。

そこで、キリスト教を口実にアジアアフリカ各国に資源奪取の為、侵略していきました。

その過程で鉱山労働者は人手不足となりました。そのため、アジアアフリカから多数の奴隷を連れて、鉱山労働者として働かせました。

日本でも、キリスト教を布教させ、キリシタン大名に鉄砲を売りました。その代価として仏教徒を奴隷として売り渡していました。仏教徒は異教徒であり、野蛮人と見做していたので、奴隷として平気で売り渡していました。

その事実を知った秀吉は、奴隷制度を廃止しました。
奴隷制度廃止は、米国リンカン大統領が有名ですが、日本ではそれより300年近く前に廃止していました。
思想面でも、日本が先進国であることが理解できます。

これが家康へと継承されていきました。そして、天草の乱ではキリスト教の大弾圧に繋がります。

秀吉の時代から、キリスト教を利用した欧州の侵略に頭を悩めていました。
だから、徳川時代は、宗教と商売を分離したオランダと中国とのみ交易をしていたことが理解できます。

歴史の授業では、江戸時代は鎖国で國を閉ざしていたと習いましたが、欧米の侵略意図まで習いませんでした。

ここでも欧米がいかに野蛮国だったのか改めて認識します。

一方、秀吉による朝鮮侵略を韓国から非難されますが、これも曲解です。

当時、秀吉は、明との貿易のために、新羅を通じて申し入れます。
日本の鎌倉時代、新羅は蒙古をたきつけ、日本侵略を計画します。いわゆる2度目の蒙古襲来です。

その歴史事実を知っていた秀吉は、その罪滅ぼしのために、明との交渉役に新羅を使います。
しかし、新羅は明の属国です。秀吉の意図が伝わらず、明の皇帝は、日本が属国になったと誤解しました。
それを知った秀吉は烈火のごとく怒り、明の征伐に出兵することとなりました。

一方、その頃スペイン国王は、当時の明の侵略を計画します。その時、日本を利用しようとします。
当時の日本の軍事力は圧倒的に強く、明を挟み撃ちにして、滅ぼし、日本軍が疲弊した頃を見計らって、日本侵略を計画していたそうです。

当時の彼らは、外国侵略しか頭になく、この面でもいかに野蛮国だったのかと理解できます。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

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