「マーキュリー通信」no.5161【ワンポイントアップの思考力-101「ハマスのイスラエル攻撃、そしてウクライナ戦争が世界にどのような影響を与えるか?そして、日本は?」】
ウクライナ戦争に続き、先月からハマスのイスラエル攻撃が開始されました。
マスコミの報道だけを観ていると真実が見えてきません。
この2つの戦争で儲けているのは、ディープステートの一部、軍産複合体です。彼らは戦争で儲け、終戦後は都市再開発で儲けます。これに巨額のマネーが動きます。
米国はウクライナ戦争で巨額の資金をつぎ込んでいるので、イスラエルを支援するなら、もはや負け戦のウクライナから撤退を余儀なくされるでしょう。
なお、イスラエル建国はロスチャイルド家が中心となって設立されました。
当然先住民族のアラブの1つパレスチナは反発します。だから戦禍は永久に収まらないでしょう。
そこで、ロシアとの戦争終結後、ハザール系ユダヤ人が多数住むウクライナにイスラエルから移住することも考えられます。
2つの戦争で漁夫の利を得ているのが中国です。
欧米諸国に輸出できなくなったロシアの石油、天然ガス等を中国が輸入して、中露の関係強化をしています。
ウクライナ戦争終結後は、中露が協力して、先住民族と世界的にプロパガンダして、アイヌや琉球民族の自治権回復のため北海道や沖縄に侵略しかけてくる可能性があります。
その前に一番奪取しやすい尖閣諸島を予行演習のつもりで狙うかも知れません。その時、米国は日本を守ってくれることはないでしょう。
安保条約で日本を守るとは明記されていません。
尖閣諸島を簡単に侵略できたら沖縄侵略に移ることになるでしょう。
中国が台湾を侵略する可能性の方が低いと思います。
米国は台湾を国家として認めていませんが、軍事侵攻に対しては協力する協定があります。
なによりも台湾には世界最大の半導体メーカーTSMC(台湾半導体株式会社)があるので、ここを中国に抑えたら、米国産業に重大な影響を与えることになるからです。
台湾統一は習近平の最優先課題ですが、もし失敗したら自らの失脚に繋がるので、侵略する順序としては後回しになるでしょう。
こういうシナリオを防衛省も当然想定していると思います。
しかし、平和ぼけ国家日本は、尖閣諸島を侵略されても、「我が国の国防に重大な懸念があるので極めて遺憾」とでも言うのでしょうか。
かつて韓国に竹島を奪われたときも、日本国憲法が足かせとなり、事実上韓国の占領下となってしまいました。
今回もまた同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
国家の最大の国益は国防という認識不足、吉田茂首相以来続いてきた悪しき伝統が今最大の国難に遭遇している認識不足が一番の問題と考えます。
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