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2023年11月14日 (火)

「マーキュリー通信」no.5166【奇人変人が世の中を変えていく-474「親方同士の確執で横綱が絶望的になった人気ナンバー1力士元大関朝の山」】


このメルマガでも過去に何度も触れましたが、コロナ禍の最中に当時大関朝の山はキャバクラに通ったことが分かりました。罰として大相撲協会から1年の休場命令が出されました。

当時、私を始め多くの相撲ファンが、協会の常軌を逸した厳しい態度に唖然としました。私も何度も八角理事長宛に懲罰の軽減を訴えましたが、全く聴く耳を持ちませんでした。

力士が1年間の休場するということは、力士生命を絶つことと同じ意味です。

幕下まで陥落した朝の山は、ファンの後押しもあり、引退を踏みとどまり、順調に番付を上げてきました。

大相撲では、通常、勝敗の差だけ枚数が上がります。
15戦全勝なら15枚枚数が上がります。当然運不運があるので、必ずしもその通りに行きません。

しかし、朝の山は、ここでも協会から嫌がらせを受け続けます。
先場所、腕の故障を押して、西前頭2枚目で9勝6敗でした。
ファンは皆朝の山の再小結昇進と思っていました。
しかし、ここでも協会の嫌がらせで、小結昇進を見送られました。

それなら今場所がんばれと思っていたところ、足のけがで初日から休場です。もし、全休となると幕内どん尻まで下がります。

朝の山は、来年30歳。1年間の休場の代償はあまりにも大きく、精々大関復帰が良いところでしょう。

一人横綱照の富士は今場所もひざの故障で休場です。引退は間近です。

照の富士を継ぐ次の横綱はまだまだ時間がかかりそうです。

朝の山の1年間休場がなければ今頃は横綱になっていた逸材、しかも稀勢の里についで日本人横綱が期待されていただけに、ファンにとってはやるせないところです。

協会は、なぜ朝の山にひどい仕打ちをするのか、元力士に直接聴いてみました。すると八角理事長と朝の山の師匠高砂親方との確執が影響しているだろうとのことです。

あくまでも噂の範囲でしょうが、親方同士の確執が、相撲協会の宝物を失う代償はあまりにも大きすぎると思います。

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