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2024年1月31日 (水)

「マーキュリー通信」no.5254【飛鳥山公園150周年記念「渋沢栄一60歳の青春」舞台劇を観劇して】


今年7月3日に新1万円札が発行されます。
その顔となる渋沢栄一は、北区飛鳥山公園に住んでいました。
そこで地元北区では各種イベントを企画しています。

昨夜、北区北とぴあつつじホールで「渋沢栄一60歳の青春」が公演されました。

1927年(昭和2年)、米国のギューリック宣教師は、平和と親善のために、人形交換をしようと提案しました。
その呼びかけに米国の子供達から1万2千の青い目の人形が日本に届けられました。
「青い目の人形」という童謡はそれを記念して作詞作曲されました。

これに応える形で、当時87歳の渋沢栄一は、日本国際児童親善会を立ち上げました。

その答礼として、渋沢栄一は、高さ80センチのひな人形を58体米国に贈りました。

しかし、その後日米関係は悪化し、太平洋戦争が起こりました。

平和のシンボルだった人形に対し、「敵国の人形を持っているとはけしからん!」と、日米の人形は、次々と処分されていきました。

戦後、処分を免れた人形は、再び平和のシンボルとして蘇りました。

それを今回劇として表現しました。
青い目の人形と日本からの答礼人形の役を素人から募り、私の友人もミス静岡として登場しました。

三重県松阪市で、同じ小学校に通った歌手岡美保子とあべ静江が歌で場を盛り上げてくれました。

また、巣鴨少年少女合唱団18名も童謡を歌い、人形劇を歌で盛り上げてくれました。

そんな感動の2時間でした。

子供の頃に歌った「青い目の人形」が、今回、渋沢栄一が関係していたことを知り、新たな学びとなりました。

そして、大人のエゴで戦争をしてはいけない。人形が日米両国の平和のシンボルとして活躍していることを学びました。


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

渋沢栄一は、母校一橋大学の創立に関わっており、母校の同窓会館如水会館の入口には渋沢栄一の胸像が置かれています。
6年前、私は北区王子に引っ越してきましたが、これも何かの縁と感じています。
たまたま本日母校如水会館で、顧問先の事業説明会に参加します。2日連続渋沢栄一と関わることになりました。

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