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2024年2月

2024年2月29日 (木)

「マーキュリー通信」no.5284【ワンポイントアップの感謝力-34「誤差を修正する」】


本日は4年に1度の閏年です。
1日を24時間と決めたのは人間です。本当は1年は365日5時間48分46秒、これを365で割ると、1日は24時間と約1分となります。
1年で約4分の1日誤差が生じます。そのため、4年に1度閏年を設けて調整しています。

日本も、明治4年(1872年)に明治政府が太陰暦から西洋の太陽暦を採用に変えました。
しかし、アジアの国の半数はまだ太陰暦を採用しているそうです。その方が自然の摂理に合っているからだそうです。
よって、2月3日が節分、4日が立春として太陰暦では新年度入りです。よって、2月は旧暦も考えた行動をすると、新たなヒントが得られます。

時間は神の3大発明の2番目です。
1番目は存在です。宇宙に遍満しているエネルギーを神の念いにより物質化しています。
人間の科学も量子力学、量子生物学が発達し、神の領域へと一歩一歩近づきつつあります。

3番目は、神は、時間に進歩発展の方向を与えたことです。

神は、こうして大宇宙に遍満しているエネルギーを、3大発明を通じ、地球の人類の発展を願っています。

我々人類は、まずは神に感謝すべきと考えます。

そして、神から頂いているこのエネルギーを、神の念いに素直に従い、日々生活していくことで、進歩発展の方向へと向かっていきます。よって、まずは神への感謝の想いで恩返しする人生を送る。
人為的に作り出された、4年に1度しかないこの1日を、どのように過ごすべきか考えて見たらいかがでしょうか。

長い間、生きている内に様々なずれ、誤差が生じてきています。心のずれ、身体のずれ、それらにフォーカスしてみて、そのずれはどこから来るのか、反省するには良い1日といえます。

私自身も4分の3世紀生きてきたロングスパンに亘る誤差、これにはかなりの時間を要するので、来週2~3日、日光での修行があるので、そちらで瞑想してみます。

今朝は最近の公私に亘る誤差に絞って振り返ってみました。

すると想いの誤差、熱量の誤差等様々な誤差を発見します。

その時大切なことは、相手の立場に立って誤差を調整することと思います。
これをしておかないと、時間の経過と共に相手との誤差が拡大し、場合によっては修正、修復にかなりの労力と時間を要することになることを発見しました。

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2024年2月28日 (水)

「マーキュリー通信」no.5283【奇人変人が世の中を変える!-503「いよいよ日本が消滅国家の道を突き進んでいます」】


昨年の出生数が昨日発表されました。
予想以上の出生数の減少で86万人を切りました。このまま推移すると2035年の出生数は50万人を切ると政府は予想しています。
年間出生数を、仮に86万人と50万人の中間をとって70万人とします。これに平均寿命85歳を100倍すると約6000万人まで減少します。いよいよ消滅国家の道へのカウントダウンとなっています。

これに対し、政府は、こども家庭庁を作って、一応少子化対策をしていますが、根本的な解決にはなっていません。
こども家庭庁は縦割り行政の弊害を乗り越えるために作られたはずですが、あまり機能していません。

少子化の一番大きな要因は若い人の経済的問題です。

非正規雇用者数は2005年に1,634万人でしたが、それ以降増加傾向にあり、2022年には2,101万人と約1.3倍になっています。そのうち2005年に780万人だったパートは2022年までに241万人増加し、1,021万人になっています。

正規雇用者の年収水準は2010年で496.6万円であったのが2022年に530.6万円に増加しており、12年間の伸び率はプラス6.8%となる。
一方で、非正規雇用者は274.4万円から306.5万円へと同伸び率は11.6%となる。 非正規雇用者の方が賃金が増加していますが、これではぎりぎりの生活です。
当然共働きが必要となり、子供を産んでも精々2人止まりです。
政府はこの事実を認識し、正規雇用を増やす政策を推進すべきです。
ただし、今後AIの普及により、正規雇用の維持も厳しくなっていきます。

円安の進行で、日本はいつの間にか物価の安い国となり、非常に暮らしやすくなっています。
ただし、住まいに関しては、高くて、狭いです。
よって、少子化対策の一番は住宅政策です。

まずは新生児の家庭には、家賃ゼロの子育てに快適な住宅を提供することです。
仮に家賃15万円として、これに86万人を掛けると1.5兆円の財源が必要です。
その他、子育ての費用も無料化していきます。
月額10万円そてい、86万人を掛けると、こちらも1兆円程度必要です。
コロナワクチンやウクライナ戦争に兆単位の無駄な税金を使うより、国家存続の方に予算を割くべきです。

これこそ縦割り行政の弊害を乗り越える政策と考えます。

一方、コロナワクチンを女性まで接種させました。

コロナワクチンは、不妊の原因となり、すでにスウェーデンでは、出生数減少に悪影響を与えています。

また、乳幼児にも特に考えもせずコロナワクチンを推奨していますが、障がい児が発生する確率が高くなり、新たな予算措置が必要となります。

政府は、米国のポチから脱し、国民の為の政治を推進することが、日本国滅亡の最善策と早く気づくことです。

そのために身命を賭して政治活動をするトップリーダーの出現を期待します。

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2024年2月27日 (火)

「マーキュリー通信」no.5282【奇人変人が世の中を変える!-502「共産主義もディープステートが創りだした虚構の世界」】


過去200年の歴史はエセユダヤといわれるハザール系ユダヤ人に、世界は大なり小なり牛耳られてきました。
第1次世界大戦、1929年の世界大恐慌、これが引き金となり第2次世界大戦が勃発しました。
彼らは戦争により大量の武器を販売して、巨万の富を得ました。
次に戦後復興で巨万の富を得ました。これには金融もセットとなります。
2年前のウクライナ戦争もディープステートがしかけ、マスコミを利用して、ロシアプーチンを一人悪者にしています。
トランプ前大統領の4年間は戦争がなかったので、在庫過剰となった武器の処分には格好の戦場となりました。

一方、マルクスも国際金融資本のロスチャイルド家の一員でブルジョアの家に生まれました。
共産党宣言にはグローバリズムも謳っています。

共産主義とグローバリズムは、入口は違えども到達点は同じです。
すなわちグローバリズムは、資本主義を極度に発達させていく内に貧富の差が拡大していきます。
最終目的は、世界統一政府です。
グローバリストには、國という概念がなく、国を超えて利益を上げれば良いという考え方です。
彼らの目的は、金による世界支配と増えすぎた世界人口の削減です。
だから戦争と大量虐殺を行う共産主義は、格好の手段といえます。

さて、共産主義は、レーニンによってソ連が誕生しました。レーニンはユダヤ人です。
少数のユダヤ人がソ連を牛耳っていました。

ディープステートは、東西冷戦構造と称して自由主義陣営との対立構造を作り出しました。
しかし、ソ連に住んだ人からの情報によると、米国と敵対するような大国ではないことが生活実感として分かります。
スーパーにはモノがないし、インフラ整備も進まず、国民の生活は困窮していました。

見せかけの冷戦構造の下、ディープステートは、朝鮮戦争、ベトナム戦争を引き起こしていきました。
そこでも巨万の富を上げました。

ソ連が崩壊し、共産主義陣営で残っているのは、中国と北朝鮮です。
中国は、世界の工場として安価な労働力を提供して、ディープステートに貢献しました。
しかし、習近平の中国が当初考えていなかったような覇権国家を目指しているので、かつてのソ連同様、崩壊のカウントダウンに入りました。多くの有識者は、そろそろ来年辺り崩壊が始まると予測しています。

北朝鮮は、米中露とも使い勝手が良いので緩衝材として存続していくのではないかと思います。

日本政府は、戦後米国の保護領として機能しており、岸田首相の言動を見ていると忠犬ポチそのものです。
安倍首相がディープステートに暗殺されて以来、びびりまくっています。

現在米国はトランプ前大統領とロバート・ケネディJrが草の根運動的に、大統領選挙でディープステートと戦っています。
順当に行けば、トランプ前大統領の復活が期待されます。

そうなるとディープステートの力は大きく削がれることになります。
そのため、彼らはトランプ前大統領の当選阻止に向けて全力投球中です。

トランプ前大統領が当選した場合、世界秩序はがらりと変わります。
ディープステートが支配していたグローバリズムから国益を重視するナショナリズムの方向に大きく舵を切ることになります。日本も草の根運動的に国民の為の政治をする保守政治家を発掘し、支援していく流れが大切と思います。

そろそろ自公連立政権に終止符を打たないと、ディープステートにやられるままとなり、亡国の一途を辿っています。

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2024年2月26日 (月)

「マーキュリー通信」no.5281【ワンポイントアップの思考力-106「今年7月3日に新1万円札発行、○○ショックを想定する」】

 

今年7月3日に1万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に代わります。
渋沢栄一翁は、母校一橋大学の創設者です。
6年前に北区王子に引っ越してきましたが、王子駅前には飛鳥山公園があります。
そこに旧渋沢栄一邸があります。これも何かの縁と感じています。

さて、先週は34年ぶりに株価は高値を更新し、39千円台となりました。
当時、日本は、バブル経済の浮かれ、増上慢になっていました。米国経済の象徴といわれたロックフェラーセンターを買収し、米国の怒りを買いました。

そこで、米国経済を牛耳るディープステート(国際金融資本)は、報復手段として、BIS(国際決済銀行)規制を掛けるという新ルールを発表しました。
BIS規制では、資本比率を6%以上に引き上げるようにとの勧告です。
当時の日本の銀行は、6%を下回っていたので、引き上げには相当の力が必要です。いわば日本企業の狙い撃ちです。
そのため、企業の貸しはがしとなり、不動産バブルが弾け、株価はピークから一転30年以上の下落を始めました。

さて、ディープステートは今度はどんなことを仕掛けてくるのでしょうか。
エコノミスト副島種臣氏はハイパーインフレを予測し、1万円の価値は10分の1の千円程度になるだろうと予測しています。
そうなると一番得をするのが日本政府です。現在國の借金が1200兆円以上ですから、その10分の1の価値に目減りします。

台湾有事の戦争も考えられます。
中国は、まだ台湾侵略の軍事的準備はできていないので、今が狙い目時です。

再度パンデミックを引き起こし、日本企業を混乱させることもあり得ます。

東日本大震災は、小型核爆弾という説もあります。
昨年は関東大震災発生から100年、向こう30年以内に、首都圏直下型地震、南海トラフ地震の発生する確率は70%と言われています。よって、大地震がいつ発生してもおかしくありません。

今やディープステートは、生物兵器、地震兵器等世界を混乱に陥れる武器を多数所有しています。

ディープステートの目的は世界統一政府です。
その1手段として利用されることは否定できません。

私の心配が杞憂に終わることを祈っています。

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一昨年12月に「現代の3本の矢力 10倍アップの極意」(玄文社1540円)を出版しました。
「現代の3本の矢力」とは私の造語で、「思考力」、「人間力」、「健幸力」の3つを指します。
本書をご希望の読者には、著者サイン入り、送料込み千円で郵送させて頂きます。ご連絡をおまちしております。
また、電子書籍「思考力10倍アップの極意」その1 2次関数的に伸びていく法則」、「思考力」10倍アップの極意」(その2グレート・リセットの時代を生き抜く智惠)、「思考力」10倍アップの極意」(その3 あなたの常識を外すと世界が大きく拡がる)もアマゾンからご購入できますのでよろしくお願いします。

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2024年2月25日 (日)

「マーキュリー通信」no.5280【人生に勝利する方程式-337「タンポポの生命力」】


タンポポは地中深く根を張っています。
その生命力は驚くほど強いです。

以前、「キンちゃんの仮装大賞」を採り上げて優勝した作品があり、今でも鮮明に覚えています。
タンポポの花に仮装した本人が、土中から顔を出しています。
その上を、人が踏みつけていきます。何度も何度も踏まれながらも頑張って起き上がります。
最後は、巨象に踏みつけられ、もうダメかと思ったら、それでも健気に立ち上がります。
その瞬間、得点ランプが一気に満点20点に上昇していきました。
BGMは井上陽水の歌で一番好きな「少年時代」でした。

タンポポの仮装は、私の人生と重なっているので共感を覚えたのだと思います。
私の人生も挫折困難の連続でした。それを乗り越えて現在があります。

人は挫折困難を越えて、磨かれていく。タンポポからそんな教訓を学びました。

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2024年2月24日 (土)

「マーキュリー通信」no.5279【ワンワンポイントアップの思考力-105「世界は時の支配者の想いと行動によって動かされていく」】


「戦国日本と大航海時代」(平川新著)には、戦国武将がいかに欧州の植民地支配に対峙していったかが克明に書かれています。
当時、最強の国家と言われたスペインはキリスト教を布教しながらアジアアフリカ、中南米を植民地化していきました。
現地の資源を略奪して、本国は栄えていきました。資源開発の際に、現地人を奴隷にしました。それでも不足すると、アジアアフリカ人を奴隷として送り込みました。

スペインはポルトガルとの協定で、日本の植民地化をすることにしました。ずいぶん勝手な話ですね。
まずはフィリピンを植民地支配し、そこを拠点に日本を植民地化する計画を立てました。

その頃日本は秀吉の時代でした。
秀吉は、スペイン宣教師が日本人を奴隷にしている事実を知り、即刻奴隷貿易中止を命じました。
また、キリスト教の布教も日本侵略の一環と分かり、キリスト教の布教も禁止しました。
その時、秀吉は、スペイン国王に、「もし日本の宗教を貴国に布教していったら、貴殿も不愉快であろう。だから、キリスト教の布教を禁止する」旨の書簡を送りました。

当時、スペイン国王は、アジア人を上から目線で見ていたので、この書簡を見て、烈火のごとく怒ったことは容易に想像せきます。そして、日本侵略を実行することになったでしょう。

しかし、当時は戦国時代の真っ最中、秀吉の時代には、ポルトガルから伝来した鉄砲を器用な日本人は日本製の鉄砲を大量生産し、世界最強の軍事力を持っていました。
その事実を知り、スペイン国王は日本侵略を断念せざるを得ませんでした。

一方、秀吉は朝鮮半島経由、明国の支配を考えていました。朝鮮はその足がかり程度に考えていました。
また、台湾も支配下に治めることも考えていました。
しかし、秀吉の死去に伴い、台湾侵攻の話はなくなりました。

家康の時代になると、キリスト教を通じた侵略を怖れ、伴天連禁止令を出しました。

当時の日本は、日本国内だけで経済を回すことができていたので、諸外国との通商は原則中止しました。
ただし、海外情報を得るために、長崎県の出島経由、中国、オランダには門戸を開いていました。

徳川時代は、平和を謳歌した時代でした。
一方、欧米は産業革命以降、軍事力を強化し、日本との格差を広げていきました。
そして、幕末のペリー来航となります。

徳川幕府は、ペリー来航以前からロシアの脅威を感じており、明治時代になっても、ずっと続きます。

日本国憲法には、諸外国は平和を愛し、外国侵略をしないと書いてあります。
しかし、これは終戦直後の米国の都合で書かれた憲法であり、全くの誤解です。

諸外国の脅威は現在も続いています。
現在は、軍事的脅威だけでなく、サイバー攻撃、スパイ等ありとあらゆる手を使って日本は侵略され続けていることに気づいていないようです。

多くの日本人は、欧米諸国は民主主義国家と思っているようですが、これも勘違いだということを早く気づいて欲しいです。

戦後、米国のやってきたことは、イラクやチリの侵略他中共と大差ないことが分かりました。
本件に関しては、また別の「マーキュリー通信」で書きたいと思います。


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

一昨年12月に「現代の3本の矢力 10倍アップの極意」(玄文社1540円)を出版しました。
「現代の3本の矢力」とは私の造語で、「思考力」、「人間力」、「健幸力」の3つを指します。
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2024年2月23日 (金)

「マーキュリー通信」no.5278【ワンポイントアップの幸福力-68「「成幸」の後には自己成長が伴う」】


大学1年~2年生にかけて、朝日新聞を1年間朝夕配達しました。

当時、配達員不足に悩んでいた朝日新聞の新しい企画として、朝日洋上大学制度を立ち上げました。
新聞を朝夕配達すると、米国に行けるという企画でした。

当時配達員の給料は17千円、15千円を天引きして、不足分を朝日新聞が補填するという制度でした。

当時海外旅行は夢の時代でした。
さくら丸という貨客船を改造して、30日間船上で米国の政治経済社会歴史を学びます。
1週間は、ハワイ、ロス、シスコを訪ねます。
そこで私はこの新制度にチャレンジしました。

朝夕の新聞配達は、大変でした。
毎朝4時起きして、新聞店に出かけ、まずはチラシを新聞に入れる作業です。
それが終わると5時半頃から2時間かけて配達しました。
雨風、そしては冬は雪が降りました。私の時は、4月まで大雪が2回降りました。その場合、自転車が使えないので、歩きながら6時間かけて配達しました。
台風の時は、新聞が飛ばされないように苦労しました。

冬季は早朝は暗く、暗闇から犬が吠えてきて、びっくりしたことが何度もありました。
私が配達していた調布市は工事が多く、工事の穴に落ちたこともありました。

そんな大変な思いをして、何とか1年間新聞配達をやり遂げました。
その時、苦難困難をやり遂げた不屈の精神が備わっていました。

全国から学生が375名(男子300名、女子75名)+朝日新聞からスタッフとして25名参加し、総勢400名の朝日洋上大学でした。

新しく立ち上げるので苦労も多かったですが、新しい事を創りだしていくことも学びました。
その過程の中で、朝日洋上大学生同志、同じ釜の飯を食った仲間として、深い絆で結ばれていきました。
その中から10カップルほど結婚しました。
私自身は、20歳の青春を思い切り謳歌しました。

当初は、米国遊学が夢でしたが、それ以外にも多くのモノを手に入れました。
2時間の新聞配達はものすごい運動量です。当時マンションはなく、2階建てのアパートが多かった時代でした。2階まで駆け上がり、新聞配達しました。
そして、早寝早起き、私自身生涯を通じて一番健康だった時期でした。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

当時1ドル360円の時代でした。
米国で商品を買うとき、円換算すると何でも高く感じました。
感覚的には1ドル200円程度でした。
その感覚が当たり、その16年後、1985年にプラザ合意で一気に円高となり、200円となっていきました。

また、当時、商品の裏を見ると、made in Japanと書いてあり、それを避けました。当時の日本商品は安かろう、悪かろうの時代でした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月22日 (木)

「マーキュリー通信」no.5277【ワンポイントアップの幸福力-67「人生のある時に、本気モードのスイッチを入れ、全力で集中して取り組むと見える景色が違ってくる」】


昨日の「マーキュリー通信」で、1年半大学受験勉強に全力投球で集中しました。
その結果、まさかの一橋大学に現役合格しました。
1968年3月8日、合格発表の日、人生で一番緊張し、一番感動の歓びを得た瞬間でした。
その幸福感は、今でも私の体に脈々と生き続けています。

その後、私の人生が大きく変わりました。そして、見える景色、世界も大きく変わっていきました。
その時のやり遂げた「感」が、私の宝物となっています。
同時に全力投球で頑張ればできるのだという「努力精進」という宝物を得ました。この努力精進は、現在まで行き続け、今後も私の大切な宝物として行き続けることでしょう。
また、独立心旺盛、自助努力の精神も養われました。

もし、あの時、頑張っていなければ、調布市の町の自転車屋の跡継ぎとして、平々凡々な毎日を送っていたかも知れません。

それをイメージしたとき、自分の性格から自分の人生に後悔していたかも知れません。

人は誰でも幸福になりたいと思っています。
幸福は自分で手に入れるモノだと実感しています。

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2024年2月21日 (水)

「マーキュリー通信」no.5276【人生に勝利する方程式-336「自分の未来を変えたいなら」】


昨日のメルマガでは、過去の話をしました。

一般的には、過去、現在の延長線上に未来があると思われがちです。

しかし、人生で「成幸」するには、未来のイメージして、現在に引き戻してきます。
なお、私の成功のイメージは、成功に幸福が伴う「成幸」をイメージしています。

私の場合、高校2年生の時、日本は資源小国なので貿易が国是、だから将来「世界を股にかけるビジネスマンになりたい」という夢を抱きました。

その夢を叶えるためには、一橋大学入学が必須と判断しました。
1年半後の2月が受験だったので、そこから引き戻して期限付きの目標を設定しました。
その4年後には貿易商社に就職することを決めていました。

もし、これをやっていなかったら、本来天真爛漫で遊びに夢中になっていた私なので、実家の自転車業を引き継いでいたことになります。

一橋大学進学後、希望通り三井物産に就職します。
それからも海外駐在する為には、英語が不可欠なので、当時の初任給47千円の時代に25万円の英会話教材を購入して、英会話の勉強を毎日続けました。その結果、社内検定試験に受かり、人より早く31歳の時にカナダ駐在となり、私の夢が叶いました。

現在の夢は、生涯現役社会の中核事業としてシニアとシングルマザー、シングルファ-ザー用シェアハウスユートピア館の1万棟建設という夢を抱いています。
25年後には1万棟建設という夢を抱いています。
それも25年後から逆算しています。住宅メーカーを決め、来春の完成を目指して、事業はスタートしました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

昨日のメルマガで、4歳の時に肥だめに落ちた話をしました。
読者から、それ以来「強運」の持ち主なんですね」と言われました。
「強うん」何でしょうね ( ^)o(^ ) 、しゃれが効いて思わず吹き出しました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月20日 (火)

「マーキュリー通信」no.5275【ワンポイントアップの幸福力-66「不要な過去を捨てる」】


よく過去と他人は変えられないと言います。

過去は何かというと、記録と記憶の2つです。
記録=事実です。これは変えられません。

しかし、記憶は時間の経過と共に変わっていきます。
読者の皆さんも一度ご自分の過去を振り返ってみたらいかがですか。

時間の経過と共にだんだん懐かしくなり、あの時は、まだこどもだったなあとか、あの時の言動は大人げなかったりとか思えてきたりすることも多いと思います。

過去のトラブル、喧嘩、いざこざ等も反省や感謝に変わることもあります。

4歳の時に、隣の農家の肥だめに落ちた経験があります。
未だに吊しのズボンを着ていたことを思い出します。

今を思うと私の不注意からでした。
私はおっちょこちょいの性格で、よく同種の失敗をします。
その原点が4歳の肥だめなのかと、今メルマガを書きながら気づかされました。

一方、過去の嫌な記憶を、いまだに根に持ち、相手に対する恨み心が抜けきれない人も中にはいます。
それもあなたの性格なのだということです。

もし幸福になりたいと思うなら、過去のわだかまり、嫌なことを思い切って捨てるよう努力したらいかがですか。

そのことで幸福力がアップしていきます。
コスパから観たら実に良いと思いませんか。

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2024年2月18日 (日)

「マーキュリー通信」no.5274【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-135「こんな最悪な100歳老人になってはいけない!」】


妖怪ヘンリー・キッシンジャーが昨年11月29日満100歳で死去しました。

彼はディープステートの一員として、世界の裏から過去に様々な戦争を仕掛けてきた張本人でした。

田中角栄首相も、彼の犠牲者でした。
米国に先駆けて毛沢東と日中国交正常化を実現したので、キッシンジャーの恨みを買い、ロッキード事件をでっち上げられ、金権体質の首相として政界追放され、非業の最期を遂げました。

彼は、ベトナム戦争からの米国撤退を決めた1973年のパリ和平協定の功績でノーベル平和賞を同年受賞しました。
ノーベル平和賞は、ディープステートの広報部門であり、オバマ元大統領も受賞しました。彼も大統領在任中の8年間に大量虐殺をしたディープステートの操り人形でした。

しかし、国際派ジャーナリスト丸谷元人氏の「怪物に乗っ取られた国・アメリカ」の2時間以上に及ぶキッシンジャーの巨悪を暴く力作を視聴して、彼の人生は、利権構造の頂点に立ち、金と女にまみれた100年だと分かりました。

ベトナム戦争は、民主党ジョンソン政権の時に、和平交渉が実現寸前までこぎ着けました。

しかし、打倒ジョンソンを目指していた共和党ニクソンはベトナム戦争終結を自身の手柄にすることを考えていました。
それを知ったキッシンジャーは、ジョンソンからニクソンに乗り換え、ベトナム戦争終結を遅らせ、ニクソン政権の国務長官として活躍しました。それ以降の彼の活躍は、米国最高の国務長官として勇名を馳せました。

キッシンジャーは、親中派でもあり、米中和平の最大の功労者でした。
鄧小平の天安門事件も容認しました。
当然といえます。
彼がやってきたことは中共の歴代首相がやってきたことと同じだからです。
ジェノサイド(大量虐殺)など彼の得意技の一つでした。人を殺すことなど何とも思わない人間です。

チリに米国の傀儡政権ができました。
キッシンジャーは、反米の大統領を暗殺し、親米の傀儡政権を実現しました。
米国に逆らう民衆を国家テロとして大量虐殺しました。

それを全世界で展開しました。
カンボジア、ラオスでも新しくできた武器の実験場として大量虐殺しました。
彼が直接間接的に殺した数は数百万人に上ると言われています。

一方、キッシンジャーは大の女好きで、ハリウッドの女優と毎日夜遊びしていました。
彼くらい権力を握ると女はいくらでもなびいてくると豪語していました。

そんな人生100年時代を思い切り謳歌したキッシンジャーですが、1つだけ重大なことに気づいていませんでした。
それは死後の世界があることです。
あの世には、金も権力も女も持って行けません。
持って行けるのは心だけです。
彼の行き着く先は、血の池地獄に始まり、地獄の最深部まで墜ち、地獄の業火で今後数100年以上苦しみ続けることでしょう。ひょっとしたら大蛇とかいった醜い動物に変身して苦しんでいるかも知れません。

人生100年時代、こんな醜悪な醜い老人だけにはなりたくないですね。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

彼の誕生日は1923年5月27日でした。
私の誕生日は5月26日ですから、1日ずれていて良かったです。
こんなヒットラー以上の悪魔と同じ誕生日でなくて良かったです。
なお、私の父はキッシンジャーと同じ1923年生まれの同学年でした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月17日 (土)

「マーキュリー通信」no.5273【奇人変人が世の中を変える!-501「史上最悪の中小企業いじめのインボイス制度」】


昨日、北区王子税務署で確定申告を個人、法人共に済ませました。
今年から確定申告用書類が同封されず、e-Taxで申請せよとのことでした。
しかし、e-Taxは、登録までは何とかできたのですが、その先の申告手続きが、各種セキュリティチェックがかかり煩瑣な手続きでお手上げ状態でした。

そこで国税の窓口に電話して、国税の書式と同じフォームを使ってExcelで計算して書類提出しても良いとのOKを取り付けて、税務署に行きました。
税務署前は、e-Taxによる個人の確定申告が良く分からず、長蛇の列ができて、打ち止めになっていました。
納税者不在の光景でした。

幸い法人部門は空いていました。
すると税務署員が、Excelのフォームではダメと跳ね返されました。
私が何度「国税の窓口で了解を取った」と説明したけど、NGの一点張りでらちが明きません。やむなく、1枚目の法人税申告用紙に書き直して提出しました。

さて、昨年10月から例の悪名高きインボイス番号制度がスタートしました。私が経営するマーキュリー物産でもインボイス番号を取得しました。昨年マーキュリー物産は消費税が過払いだったので、45万円ほど消費税が還付される計算でした。

しかし、マーキュリー物産では、インボイス番号申請時に、簡易課税手続きの廃止をしていないことが分かりました。
そこでこちらも所定様式に従い、再度書き直して申告しました。
すると24千円の追徴課税となることが分かりました。

当然クレームをつけましたが、税務署員は、インボイス番号制度の担当部署は別の部署なので、止む無しとの見解で取り合ってくれません。

インボイス番号制度により、インボイス番号登録業者と、そうでない業者に分けて、経理処理することとなり、事務処理の手間が格段に増えます。

それだけと思っていたら、消費税還付ではなく、追加徴収されるという思いもかけない事態に怒り心頭でした。
税制改悪でマーキュリー物産としては50万円近い損失となりました。

早速その場で簡易課税手続きの廃止手続きをしました。
しかし、適用されるのは、再来年からとなります。よって、来年も税務署から同様に合法的強奪を受けるのかと釈然としません。

インボイス番号制度は、史上最悪の中小企業いじめの税制改悪であることを経験しました。

昨日は、税務署内で、怒りをぶつける別の経営者もいました。
税務署員の対応はおろおろするばかりでしたが、國の決めたことなので、それに従わざるを得ない税務署員の平身低頭の姿が目に焼き付いています。

納税者よ、怒れ!そして、この怒りを税務署にぶつけ、廃止に追い込もうではありませんか。

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2024年2月16日 (金)

「マーキュリー通信」no.5272【人生に勝利する方程式-335「挫折を乗り越えて自己成長していく」】


NHK BS「レジェンドの目撃者」は、好きな番組の1つです。
今回は、「不屈の18番 桑田真澄」でした。
私は、投手では桑田が一番好きです。彼のキャラクター、不屈の闘志に共感を覚えるからです。

当時、巨人軍の投手陣の3本柱、槙原、斉藤と比べ、桑田の生涯の投手成績は173勝141敗14S,奪三振数1980、防御率3.55でした。
完全試合を達成した槙原、連続20勝投手、ミスター完投の異名をとった斉藤雅樹と比べると見劣りします。
桑田の場合、記録より記憶に残る投手といえます。

本来なら200勝しても良い実力でした。
しかし、試合中、桑田の前に飛んできたボールを全力でキャッチしたとき、右肘を打撲しました。
彼はその手術のために2シーズンを棒に振りました。
投手生命は終わりかと言われたのですが、2軍の多摩川球場で再起に向け、黙々とトレーニングを積みました。
多摩川球場のトラックの芝生に数10センチ幅の芝生がはげた箇所が1周続きます。これは桑田が再起のためにランニングした所です。これを巨人では桑田ロードと言われているそうです。
そして、桑田は見事復活しました。復活登板の日、桑田はマウンドにしゃがみ、手を当てて、自分が復帰できた感謝の意を伝えました。今でも忘れられない感動シーンとして、ファンの目に焼き付いています。そして見事2桁勝利10勝を挙げました。
しかし、右肘手術は、彼の体のバランスを崩し、その後かつての桑田ではなくなり、2軍落ちまでしました。
そして、2度目の危機を迎えます。

この挫折にもめげず這い上がります。この時も奇跡の復活12勝を挙げます。

そういう人生観に共感を覚えるのだと思います。

巨人は今年から阿部監督となりました。

しかし、1度は桑田に監督をして欲しかったと思います。

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2024年2月15日 (木)

「マーキュリー通信」no.5271【ワンポイントアップの幸福力-67「母の命日に思う」】


母は私が5歳の時、悪性貧血で他界しました。
享年30歳でした。1月31日に誕生日を迎えた、半月後の事でした。
今年は70回忌と言うことになります。
今日は妹と一緒に墓参りをしました。
お墓に仏花の代わりに、母が好きだった黄色のフリージアを生けました。
黄色のフリージアが、母を喜ばせるようなイメージが湧いてきました。

母に挨拶したとき、幼少の頃の少ない出来事が走馬燈のように浮かんで来ました。
そして、これからも母に恥じないような人間として生きていく事を誓いました。

しかし、妹は当時4歳4ヶ月だったので、ほとんど記憶にないそうです。

母の記憶がない妹には申し訳ないのですが、少しの記憶がある私は、母との思い出、幸福感に浸っていました。

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「マーキュリー通信」no.5270【クリエイティブに生きる-118「夢日記をつける」】


私は夢を見ると、忘れないうちにメモをすることにしています。

今朝の夢は、建物の1階に大きな浴場があります。中は薄暗いです。
その大きな浴槽の中で気持ちよさそうに浸かっている私がいます。
私は浴場の中をゆっくりと移動しながら、洗い場を探しています。
それが見つかりません。
洗い場は見つからず、湯船から抜け出すと、端に扉がありました。
その扉を開けると、20畳くらいのオフィスがあります。
前方に大スクリーンがあります。
そこで女性がプレゼンをしています。
この大浴場を活用した新たなプロモーションのアイデアを参加者にアピールしています。
参加者は10数名、私も彼女のプレゼンを聴き始めました。
そこに私の知っている○○恵美子さんがいました。
恵美子さんは、自分を売り出す何か良い方法はないかと模索中でした。
そこで私は恵美子さんに、この大浴場を活用したプロモーションを提案しました。
しかし、恵美子さんは迷っています。
私は恵美子さんの背中を押して、彼女がそのプロモーション策を採用するように伝え、彼女も漸くその気持ちになってきました。
恵美子という名前の女性は何人か知っていますが、誰なのかは特定できませんでした。

大浴場シーンは、多分一昨日後楽園ラクーアに行ったので、そこからの連想と想います。
そのプロモーションのアイデアは、ラクーアに行く前に、東京ドームシティプリズムホールで、世界ラン展を観ていたからだと思います。様々なランの素晴らしさがイメージとして入っていたのでしょう。

人は、自分の願望、過去の体験の延長線上から夢を見ることが多いと言われています。
私の夢日記が、何を意味しているか分かりませんが、その夢日記から何かをクリエイトしようと思っているのかも知れません。

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2024年2月14日 (水)

「マーキュリー通信」no.5269【ワンポイントアップの感謝力-33「朝日新聞に感謝」】


40年前の1984年にカナダ三井物産から帰国しました。

当時の上司からマルコーのリースマンションを奨められ、ワンルームマンションを2室購入しました。
当時リースマンションに関しては、マルコーがパイオニアでした。そしてリースマンションブームとなりました。

マルコー経由で、私のところに朝日新聞から取材がありました。
その取材記事が朝日新聞に掲載されました。
その時のキャッチコピーが「企業も個人も脱税に血眼」と書いてあり、大手総合商社勤務S氏(34歳)として私の名前が載せられていました。
記事内容は、取材の内容とほぼ同じでした。
しかし、読者は記事内容より、キャッチコピーしか目が行きません。
その記事を見た、職場仲間から「菅谷は脱税をやっている」という悪い噂が立ち、その火消しに苦慮しました。

朝日新聞は、大学生の頃、新聞配達をしており、幹部とも親しかったので、一番親しみを感じ、信頼していました。

しかし、その記事が出てから、マスコミの本質を知りました。
それ以来マスコミ不信に陥り、現在に至っています。

日本人は、とかくマスコミを信じやすいです。
しかし、マスコミも商売、いかに売れる紙面作りをするか、テレビなら視聴率を上げるかに血眼になります。

そして、朝日新聞は、20世紀最大の虚偽報道、南京大虐殺事件と挑戦慰安婦事件報道をして、悪びれることをしません。
マスコミの体質は40年前と比べ、いやそれ以上にフェイクニュースを垂れ流す存在となっていることに憂えます。

現在、新聞を購読していません。また、テレビも気に入った番組を録画していますが、ニュース番組は時間の浪費なので見ません。

でも早い段階で、マスコミの体質を知り、良かったです。その意味で朝日新聞には感謝しています。

上記記事が引き金となり、リースマンションに関しては、朝日新聞のバッシング記事が引き金となり、リースマンション業界は大きな痛手を被り、倒産企業が続出しました。
マルコーも経営危機となり、私は2室を売却して、1000万円の利益を得ました。
その利益で、株式を全額売却しました。株式では1000万円損を出していたので、これでチャラとなりました。

当時、バブルが崩壊し、4万円近く上昇した、株価がどんどん下がっていきました。
私は7合目当たりだったので、大損から逃れることができました。

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2024年2月13日 (火)

「マーキュリー通信」no.5268【奇人変人が世の中を変える!-500「消滅国家日本を救う起死回生策とは?」】


昨日のメルマガに続き、今日はJCU(Japan Conservative Union)のあえば浩明議長からの学びをお伝えします。

あえば議長は、2016年の米国大統領選挙で当時泡沫候補だったトランプ氏を大統領に当選させた功労者の一人です。
その関係でトランプ前大統領とさしで話せる数少ない日本人の一人です。
故安倍首相とトランプ大統領就任時に橋渡し、段取りをつけたのもあえば議長です。

さて、史上最悪の不正選挙で大統領となったバイデンは、過去ディープステートの操り人形として政治をしてきました。
その政策は、トランプ前大統領とは真逆で、米国を天国から地獄へと突き落としたひどい政治、それが日本にも及んでいます。米国はディープステートにコントロールされた民主党が国民の生活を守る政治とはおよそかけ離れています。
ペットボトルの水が1本600円、ビッグマック2,000円という物価高。インフレに国民は怒っています。

トランプ政権時代は平和な4年間だったが、溜まった在庫処分のために、ウクライナ戦争、ハマス-イスラエル戦争と次々に戦争を起こしていった。

バイデンの極端な不人気とトランプ人気、このまま順当にいけばトランプが当選します。
その時、再び世界は平和になる。
トランプは、ディープステート追放のための様々な公約をしている。CO2が地球温暖化の悪玉説を否定し、エネルギー政策も復活する。
同じナショナリストプーチン大統領とも相性が良い。

プーチンは、大の親日派、しかし岸田首相の愚策により、日露関係は最悪の状態。

トランプ大統領復活の際、残念ながら故安倍首相のようなリーダーがいない。
次期首相有力候補と言われている異常性格の河野太郎のようなずぶずぶの親中派では相手にできない。

対米隷従外交を続けてきた自民党政権、そしてすっかり定着した自公政権が日本を沈没寸前まで追い込んでいる。
それがディープステートの思惑と知りつつも、それに抵抗できる政治家はいない。

日本の政財界は民主党べったり、彼らとの利権構造に乗っかってきた。しかし、このままでは日本は沈没してしまう。

共和党トランプ政権になったらかつての安倍首相のように堂々と渡り合える政治家がいない。

今こそ日本国民が立ち上がり、保守の政治家に投票し、自民党に対抗できる政党を創ることが最重要となっている。
JCUは、保守政治家の中から、政党にこだわらず政治家の政策と実際の行動で評価をしています。
幸いJCUは共和党と太いパイプを持っているので、陰で日本の政界を支えるキーマン的存在になると期待しています。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

メルマガ「マーキュリー通信」では50のカテゴリーで書いていますが、その中で一番多いシリーズが「奇人変人が世の中を変える!」です。本日でいつの間にか500回となりました。

今年12月1日に「奇人変人が世の中を10倍良くする!」を電子出版する予定です。ご期待ください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月12日 (月)

「マーキュリー通信」no.5267【奇人変人が世の中を変える!-499「岸田首相の国民に対する最大の貢献は?」】


昨日建国記念の日にJCU(Japan Conservative Union あえば浩明議長)のJ C Uカンファレンス に参加しました。

講師として登壇した情報戦略アナリスト山岡鉄秀令和専攻塾長が岸田首相に対する面白いコメントをしていました。

戦後日本は奇跡の復興を遂げました。
その最大の功労者吉田茂首相は、「国防は米国に任せ、国防費を経済に集中させることで、日本は高度経済成長したと豪語しました。そして、大半の日本人はそう思い込まされてきました。
吉田茂首相は、米国の飼い犬として何でも言うことを聴き重宝がられました。だから安倍首相が更新するまで最長の首相在任期間を務めました。

日本は、戦後80年近く経ち、米国の属国状態を抜け出ていません。
親分子分の関係はいまだに続いています。それを勘違いして、刃向かうリーダーはバッシングされ更迭されました。
田中角栄首相は、米国より先駆けて日中国交正常化を実現したため、キッシンジャーの怒りを買い、ロッキード事件を特捜部から突きつけられ、政界を引退しました。
特捜部はGHQの肝いりで発足した日本版FBIです。

戦後日本は米国の都合により動かされました。その途中感情を損ねることがあるとバッシングされました。
バブルの最盛期、日本は米国の繁栄の象徴ロックフェラーセンタービルを買収しようとしました。
これで怒りを買い、バブル潰しをやられました。

現在は、日本から美味しいところだけをしゃぶりとり、日本を消滅させる方向にコマを進めています。

それを忠実に実践しているのが岸田首相です。
これまでの首相は米国のご威光を受けながら、国民に分からないように米国の利益代弁者として動いてきました。
小泉首相の郵政民営化はその最たるモノです。郵貯マネー430兆円を民営化により皆米国に吸い取られてしまいました。

しかし、岸田首相が就任以来、日本と関係が薄いウクライナ戦争に1兆円ばらまき、今や米国民にも敬遠されてしまったコロナワクチンを喜んで購入する始末。
さらにエマニュエル大使から脅かされLGBT法案をろくな審議もせずにわずか1週間で国会通過させるという早業でした。

この忠犬ハチ公ぶりが最大限評価され、米国に国賓待遇されることになりました。

日本国民からは総スカンを食っている岸田首相です。
しかし、いくらおとなしい日本人でも、米国に頭が上がらない岸田首相の忠犬ハチ公ぶりを国民の知るところとなりました。

戦後80年近く経ち、日本はいまだ米国の属国と国民に認識させたのが岸田首相の最大の功績と山岡鉄秀先生は冗談めかして話し、会場を笑いの渦に包み込みました。

このままでは日本は破滅の道を突き進みます。
いざ、立ち上がらん、憂国の志士よ!

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2024年2月11日 (日)

奇人変人が世の中を変える!-498「ダイバーシティ&インクルージョンに違和感を覚える」】


東京オリンピックの時に、「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包含)」というスローガンが掲げられました。

それ以降、「ダイバーシティ&インクルージョン」という用語をよく目にするようになりました。
最近ではさらにEquity(公平性)を追加し、DEIという用語も頻繁に使われるようになっています。

横文字にすると発信者の意図がぼかされ、いつの間にか多くの人に浸透しているケースが見受けられます。

今や多くの日本人が用語と知っているSDGs(Social Development Goals)も、大多数の日本人は理解していないようです。

以前のメルマガでお伝えしたとおり、SDGsが掲げる17の項目をチェックすると、5番目のジェンダーフリー、16番目の平和と公正他17項目の大半は、全ての人に他日本人の価値観、歴史観とは乖離していることが分かりました。

欧米の歴史は、人種差別、植民地支配、奴隷制度、資源略奪、地球環境汚染による環境汚染他野蛮人そのものの歴史と分かります。
好意的に解釈するなら、その罪滅ぼしのためにSDGsを奨めているなら分かります。

しかし、SDGsをよく調べてみると、ディープステートが進めているグレート・リセットの一環ということだと分かります。
例えば、「ジェンダーフリー」の実践は、昨年日本でも国会で法案が通過したLGBT法がそれです。

そして、この「ダイバーシティ&インクルージョン」、DEIもそれと繋がっていることが分かりました。
この用語をもう少し理解するために、「DEIの基礎、なぜ今、ダイバーシティ&インクルージョンがさらに重要なのか、D&IからDEIへ」(BI出版社)を読みました。

世界のグローバル化が進んでいる中、人種差別、性差別、貧富の差に加えてLGBT等性的マイノリティ他多様化が進んでいる。
だから様々な価値観を包含し、公平性をもって接していこうということです。

要は、SDGsを別の用語で補っていることとなります。
もしこれが進展していったら、ある日突然男性が、「今は女性の気分になった。だから女子トイレに入り、女風呂に入る」と言いだしたとき、その多様性を受け止め、公平な態度で接することになります。それを怠ると、LGBT法違反となります。
米国ではこのような問題は既に起こっており、日本でも既に発生し、社会問題化しつつあります。

ゲイは私の子供の頃から美輪明宏他多数いました。
最近はテレビでゲイを見かけることも多いです。
それに対し、どのような反応をするかは各自の判断です。
しかし、実際にゲイと会った場合、多くの日本人は、空気を察して当たらず障らずの対応をしてきました。
日本では人種差別も基本的にはありません。それをマスコミがことさら騒ぎ立てるのもおかしな話です。

私は、今後の日本の進むべき途は、日本の古き良き伝統を取り戻す事だと思います。
私の子供の頃、昭和30年代の人々の心の触れあいを取り戻す事が最重要だと思います。

そのために昭和の大家族主義の復活と思っています。
それが昨日のメルマガで書いたシェアハウスユートピア館の実現です。

意味不明なSDGsやDEIに振り回されず、心の触れあい、絆を取り戻す事がこれからの日本にとって大切なことと考えます。

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2024年2月10日 (土)

「マーキュリー通信」no.5265【シニアとシングルマザー、ファーザーが協生するシェアハウス「ユートピア館」の建設-61「垂直思考と水平思考」】


三井物産を早期退職して27年、私の強みと弱みを再発見、再確認した27年でもありました。

弱みは、一芸に秀でていない。
だから激変した27年間で新たなビジネスをクリエイトして、事業を開始して成功の波に乗れなかった。

強みとしては、私のところに、様々な新たなビジネスが持ち込まれました。
その中ではたと気づいたことがあります。

7年前から個人向けの福利厚生事業に全力投球してきました。
事業推進する母体一般財団法人全国福利厚生共済会のトップは、私と同じ団塊の世代の高井利夫代表理事です。

高井代表理事は、今後は公務員、大企業出身者以外の大半の国民は、年金も満足に受け取れない厳しい時代が到来する。
そのために非営利で利益を追求しない一般財団法人全国福利厚生共済会(全厚済)を22年前に立ち上げました。18名でスタートしたプライムビジネスが、現在会員数が20万人近くまで増加しました。目標とする1000万加入まで道のりは遠いです。高井代表理事は、役員報酬も頂かず、最後の社会貢献事業として心血を注いでいます。

丁度同じ2002年に私は「超失業時代を勝ち抜くための最強戦略」(明窓出版)の中で、シニアのシェアハウス事業を私の夢として書いています。
当時独居老人の孤独死が社会問題化してきたので、それを救おうという想いでした。

7年前から、全厚済の会員と接する機会が頻繁にありますが、シングル・マザーが非常に多いのに気づきました。
その後、離婚率が増加して、現在35%も頷けます。

そこでシニアとシングルマザーが協生するシェアハウスユートピア館の建設を思いつきました。
一般社団法人日本シェアハウス協会に加盟したら、そこの理事長から日本初とのことでした。

高井代表理事の経営理念は、相互扶助の全国展開です。
ユートピア館のコンセプトは、昭和の大家族主義の復活、相互扶助の仕組みを取り入れており、全厚済のコンセプトとまさに一致しています。

ユートピア館事業も私の社会貢献の一環として、25年で1万棟建設を計画しています。
来月新会社ユートピア建設を設立します。
同社からは役員報酬は頂きません。なぜなら現在全厚済から一生困らないコミッションを毎月頂いているからです。
今後も同社からのコミッションは右肩上がりで増えていくでしょうが、それはユートピア館事業に投資していきます。

もう1つ重要点は、全厚済からの収入が継続的権利収入です。
同様にユートピア館事業は全て家賃収入という継続的権利収入となります。
キャッシュ・フロー重視の経営です。キャッシュ・フローがきちんと回るために、相互扶助のコンセプトを入居が受け入れ、満足することが最重要となります。
キャッシュ・フローがしっかりと回ることで、ユートピア館事業は成長していきます。
民間事業なので、利益を上げないと成長していきませんが、利益より入居者の幸福の実現が最優先です。
これをしっかりと抑えた事業展開となります。

本日のテーマ、垂直思考は、ユートピア館事業の中味、ハード(建物、施設等)の改善とソフト入居者の満足の徹底追求です。

一方、水平思考は、シニア向けのシェアハウスから、シングル・マザーを追加した新たなシェアハウス事業です。

今後、事業展開の中で新たなニーズも出てくるので、それも採り入れていきます。

その結果、私のミッション、「生涯現役社会が日本を救う!」の中核事業の「成幸」となります。


既に住宅メーカーも決まり、来春の完成を目指し、先月末キックオフミーティングがスタートしました。

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2024年2月 9日 (金)

「マーキュリー通信」no.5264【ワンポイントアップのコミュニケーション力-235「2つのコミュニケーション ギャップ」】


昨日の2つのコミュニケーション ギャップを感じました。

1つ目は王子税務署の窓口女性とのやりとりでした。

マーキュリー物産でもインボイス番号を登録しました。
そこで、もしインボイス番号を取りやめたらどうなのかと質問しました。
その場合、マーキュリー物産には消費税を差し引いてコミッションが振り込まれます。

窓口女性「消費税制度そのものは課税取引か非課税取引かどうかで判断します。その後、どうするかを判断します。」
私「それでは2重課税になりますよ」
窓口「それは別の窓口で聞かないと分かりません。」

一方、今年シェアハウスユートピア館用に新会社を作ります。
設立後2年間は消費税非課税制度があるので、資本金1000万円未満にしておくと、その優遇税制が受けられます。

しかし、窓口女性は「家賃収入は消費税免除なので、その場合、過払い消費税は戻されません」との回答でした。
よって資本金を1000万円未満にする意味がないことが分かりました。

税務署の場合、窓口が細分化されており、それぞれ自分の担当業務しか答えられない仕組みになっているようです。それ以外の事を聞いても、「少々お待ちください」と言って、別の担当者に聞くことになります。
よって、質問者である私自身が全体を把握した上で、質問をしないと何度でも手間がかかることが分かりました。

次に、上田胃腸クリニックに胃がん検査の予約をしました。
先日、大腸がん検査の際に、医師に「以前、ピロリ菌があると診断されました。」と言ったところ、胃がんの検査もした方が良いとのことでした。

窓口の女性「それでは内視鏡検査で良いですね」と言われたので、
私「今回の検査目的は、胃がんがあるかどうかを調べて欲しいので、内視鏡検査がそうならよろしく」
窓口女性「私どもはあくまでも内視鏡検査をやり、そこで異常が見つかれば、さらに再検査をするという手続きとなります」
私「私の質問は、内視鏡検査を実施し、胃がんの症状がなければそれで良いのですが。もちろん100%大丈夫とは思っていませんが」
窓口女性「私どもはあくまでも内視鏡検査をするだけなので、それ以上のことは言えません」

窓口女性としては、内視鏡検査の事務手続きを事務的に進めたいだけで、相手のことなど考えていないことが分かりました。
そこで、とりあえず受けてみることにしました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

3年前に「あなたのコミュニケーション力10倍アップの極意」(玄文社 1540円)を出版しました。
お陰様で著者在庫がなくなりましが、追加在庫を仕入れました。
ご希望の読者には著者サイン入り、送料込み千円でお譲りすることができます。
皆さんのご連絡をおまちしております。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月 8日 (木)

「マーキュリー通信」no.5263【ワンポイントアップの幸福力-66「ノルマなく、自由に選択できることの幸福」】


昨日のメルマガ「マーキュリー通信」で、大手総合商社を早期退職する商社マンが増えている。
その理由の1つに官僚体質にあると伝えました。

私が48歳で三井物産を早期退職した理由の1つに、高額な年収の確保の為にノルマがきつく、ノルマノルマで追われ、いつの間にか本当の自分を見失っていたからです。

私自身、高校2年生の時から、ミッションでずっと生きてきた人間です。

あれから27年が経ち、私自身経済的自由と時間の自由を得ました。

経済的自由を得ているから、24時間誰からも束縛されずに、自由に生きることができます。
組織内に止まっていたら、この自由はあり得ません。
自分の想いと行いに忠実に生きることの歓びは手に入りません。

三井物産を退職後、世界最小の総合商社(有)マーキュリー物産を資本金1000万円で立ち上げました。
敢えて有限会社にしたのは一人取締役なら全て自分の意思で自由に決裁できるからです。

三井物産在籍中、新規事業の責任者の私のところに、多数の案件が持ち込まれました。
マーキュリー物産でも多数の案件が持ち込まれました。
その案件に対応する為に、従業員も増えていきました。
従業員数は15人まで増えていきました。

その時、気づきました。
営業マンには、新規営業の力がありませんでした。
従業員の給料を賄うために、私は必死に働きました。
確かにノルマはありません。誰の指示もありません。時間も自分でコントロールできます。
しかし、NTTのBフレッツ営業で失敗し、借入金が膨らみ、経営危機に陥りました。
そこで、リストラの断行、事務所も閉めて、私一人になりました。
そして、7年かけて借金を全額弁済しました。

その後、私は18社のベンチャー起業家に数千万円の投資をしてきました。
大半の経営者は、私と同様の経験を味わっています。

今自信を持っていえることは、自分の関心事でビジネスをやってはいけない。
その前に、継続的権利収入を確保できるビジネス・モデルに時間を投資し、その上で自分のやりたいことをやるという順序に切り替えるようにアドバイスしています。

億単位の株式を集めても、投資家に対する気遣い、時間の束縛、そして、ベンチャー起業家の場合、利益を上げなければ無報酬という厳しい現実が待っています。

起業後、10年後まで生き残っている企業はわずか6.3%、20年後は0.3%と言われています。
よく千3つと言われますが、数字が物語っています。

その意味で、様々な困難挫折を味わいながら、マーキュリー物産は22年経ちました。そんな自分をよくやったと褒めて上げたいと思います。

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2024年2月 7日 (水)

「マーキュリー通信」no.5262【奇人変人が世の中を変える!-497「高額年収の大手総合商社でも、退職者が激増、これも時代の流れ」】


2024年2/3号週刊ダイヤモンドに「商社の快進撃」の記事が載っていました。
三菱商事、三井物産では、昨年3月期、税引き後の利益が初めて1兆円を超しました。
この業績のため、1回のボーナスが数百万円に上り、30代で年収2000万円を超えたと報じていました。

しかし、その一方で、途中退職者が1~3%、人数にして数十人から100人以上いるそうです。

私が三井物産を早期退職したのが27年前、48歳の時でした。
その時は、日本で1,2位を争うほどの退職金でした。
しかし、それでも退職する人はほとんどいませんでした。

総合商社の魅力の1つは、新規事業への投資です。
しかし、投資案件の場合、稟議事項となり、許可を取り付けるために、課長→部長→本部長→担当役員→本部→社長の承認を取り付けるために全部で20以上のはんこを押してもらう必要があります。
そのリスクをとらない官僚的体質に嫌気がさして、途中退職する若手社員が増えているそうです。

三井物産を早期退職して、ベンチャー起業家18社に数千万円投資してきました。
現在経営コンサルタントもしている私の意見としては、私にはその気持ちは半分理解できます。

私も37年前に、三井物産在籍中にテレマーケティングの新会社もしもしホットラインを設立しました。
その時、稟議許可を得るまでに5ヶ月もかかりました。私は社内の稟議許可取得のため、心身共にぼろぼろになるまで頑張りました。
テレマーケティングの会社のことなど知らない人からは根掘り葉掘り聞かれ、中にはテレクラと勘違いする人もいました。

新規事業への投資、特に経営責任を取る場合、その業界の今後の市場はどうなるのかが最重要ポイントと思います。
当時、中曽根内閣の時代で、通信の自由化元年の年でした。
それなら会社全体として、総投資額を決め、リスク要因を把握し、おおよその成功確率をシミュレーションし、情報産業部門内、三井物産の他部門とのシナジー効果、そして上場時のキャピタルゲインを予想します。
その上で、三井物産情報産業部門全体としての総投資額を決めます。
こうしておけば、稟議許可取得の時間は大幅に短縮されます。そして、余分なエネルギーの消耗を避けることができます。
もしもしホットラインは予想通り店頭市場に上場し、最後は東証一部上場まで果たしました。
その時のキャピタルゲインは500億円でした。
それを年金の運用に使っていますが、もしもしホットラインがメインバンクに指定した三井信託銀行が担当しています。
情報産業部門では200社以上に投資してきましたが、大半は倒産、撤退を余儀なくされています。それでももしもしホットラインの上場益は、情報産業部門ではトータルでプラスとなり、情報産業部門内でのシナジー効果も生まれています。

当時私は38歳だったので、社長の資格は、なく末席の取締役でした。
しかし、途中の役員を飛ばして、もしもしホットラインの社長の直接了解を取りながら、新会社の経営と事業推進をしていきました。
今思うと、それなら年齢にこだわらず私に社長を任せていたら、多少の失敗はあったとしても、当時通信業界は急成長市場だったので、成功していたと思います。また、実力発揮の場とし、若手社員に経験を積ませれば良かったと思います。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

当時の三井物産の人事制度では、子会社への出向は出世街道を諦めることを意味していました。
へそ曲がりの私は、「それならもしもしホットラインを絶対に成功させるぞ」と決意しました。

それ以降、三井物産では子会社への出向が人事制度に組み込まれ、今では当たり前の制度として定着しています。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2024年2月 6日 (火)

「マーキュリー通信」no.5261【ワンポイントアップの感謝力-32「貧乏に感謝」】


父の家業が倒産したのは私が1歳の時でした。
一家は貧乏のどん底に陥りました。
その生活は私が6歳の時、父が家出する時まででした。
ただし、まだ幼かったので、貧乏暮らしはあまり記憶にありません。

貧乏生活を経験したのは、父が家出から帰ってきた高校2年生から大学卒業まででした。

わずか5年半でしたが、私にとり貴重な経験でした。
今は欲しいモノは何でも手に入り、不自由のない生活をしています。

しかし、貧乏生活を経験したので、何でも手に入るありがたみ、幸福を感じています。

そして、モノを大切にする思いが体に浸透しています。

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2024年2月 5日 (月)

「マーキュリー通信」no.5260【ワンポイントアップの感謝力-31「妹に感謝」】


10年ぶりに父が家出から帰ってきて、一番大変だったのは妹と思います。

当時高校1年生の妹は、通学しながら家事を切り盛りしていました。

父は、日雇い労働者を止めて、三宝製薬という会社の配送課に勤務することができました。
ただし、手取り3万4千円だったので、家計のやりくりも大変だったと思います。
当時の大学生の初任給程度の給料でした。

私は大学受験勉強に集中していたので、妹の大変さを理解できていませんでした。
今を思うと本当に良くやっていたと感謝の気持ちがこみ上げてきます。

子供の頃、妹はお転婆で、兄弟の仲はあまりよくありませんでした。
しかし、小学校6年生の時、妹と相撲をして寄り倒したとき、妹の腕を折ってしまいました。
その時、妹をいとおしく思い、それ以来妹を大切にするようになりました。

今ではただ一人血の繋がった兄弟なので、一生涯大切にしたいと思っています。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

当時、近くに忠実屋調布店がオープンしました。
ラーメンの特売で1個11円でした。
それを父と一緒に大量に買いに行きました。
父は1食ラーメン3個、私は2個、妹は1個食べたのを思い出しました。


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2024年2月 4日 (日)

「マーキュリー通信」no.5259【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-133「大腸ガン検診を定期的に受ける」 】

 

私は、普段健康生活を送っているので、最近は健康診断、人間ドックは受けませんが、大腸ガン検診は万一に備え、定期受診することにしています。

本日は3年に1度の大腸ガン検診で、池袋の上田胃腸クリニックで検査を受けました。
結果はポリープなしでした。
前々回ポリープが見つかり,一度摘出をしました。
次回も多分ポリープはないだろうから、3年後の検査でポリープが見つからなければ、これで大腸ガン検診は一旦終了と言われました。

一方、10年ほど前に胃の検査でポリープが見つかったことがあります。
それなら胃がん検診をやったら良いと奨められました。胃がん検査は、前準備が大腸癌検査ほど大変でないので、早速4月に受診することにしました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

本日、マスクなしで受付に行ったら、受付の女性から、「マスクは医療機関では絶対必要です!」と、上から目線できつく言われました。

私は、マスクは百害あって一利なしと思っているのですが、こんな所で争っても仕方ないので、おとなしく従いました。
但し、風邪やインフルエンザウイルスを避ける爲、満員電車内ではマスクをしています。

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「マーキュリー通信」no.5258【ワンポイントアップの幸福力-65「本日は旧暦の新年、祖先の智慧に小さな幸福を見つける」】


昨日が節分、旧暦で言うと大晦日です。
「鬼は外、福は内」と豆を蒔いた家庭も多かったと思います。
そして、福を招く恵方巻きを食べた人も多いと思います。

そして、今日から旧暦でいう新年の始まりです。
全世界の半分以上は旧暦で新年を祝っているそうです。

昭和の時代にはなかった行事が、商業主義に乗って、バレンタインデー、ハロウィーン、クリスマス等いつの間にか日常生活に浸透してきました。

しかし、旧暦の方が、四季豊かな日本の風情に合っている感じがします。

街中の木々に目を注ぐと、厳しい冬に耐えて、そろそろ新芽の息吹が感じられる頃です。
2月は梅の季節、各地で梅の花を楽しむことができます。そして、3月の桜の季節へと移り変わっていきます。

こういう四季折々の変化を楽しむには旧暦の方が優れています。

西洋の合理主義から、東洋、なかんずく日本の神秘主義に触れることで、小さな幸福を日々感じることができます。

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2024年2月 3日 (土)

「マーキュリー通信」no.5257【ワンポイントアップの感謝力-30「毎日の清潔な下着に感謝」】


皇太子様(現在の平成上皇)がご成婚された昭和34年(1959年)に日本では3種の神器と言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機が普及し始めました。特に冷蔵庫は、これまで氷で冷やす冷蔵庫と区別して電気冷蔵庫と呼んでいました。ことさら「電気」冷蔵庫が入ったと皆自慢げに語っていました。

洗濯も主婦にとって大変な家事労働でした。
洗濯は実家の伯母さんの仕事でした。伯母さんにとっては血の繋がっていない私の洗濯に抵抗を覚えたかも知れません。

そのためか私が子供の頃、下着は2~3日に一度替えていました。
中学生になると、ワイシャツを毎日着て、通学しました。
ワイシャツの洗濯は1週間に1度です。そのため、土曜日になると、首回りや腕の部分が真っ黒になります。
それを級友に見られるのが嫌で、学生服の裾で隠していました。

さて、今は毎日妻が下着を洗濯してくれます。
冬は、着る枚数が増えるので、洗濯も大変と思います。
そんな妻に感謝しています。
毎日清潔な下着を身につけることに感謝しつつ。


◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

今日は節分の日、旧暦で言う大晦日の日です。
豆まきは、毎年我が家でも年中行事として、「鬼は外、福は内」と言いながら、豆を蒔きます。

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2024年2月 2日 (金)

「マーキュリー通信」no.5256【ワンポイントアップの感謝力-29「祖母に感謝」】


昨日のメルマガでは父のことに触れました。

父が家出したとき、私は6歳、妹は5歳でした。
その時幼かったので、父がいなくなったという記憶がありません。
当然食べる物もないわけですから、おなかをすかせていたことでしょう。
ひょっとすると餓死していたかも知れません。

たまたま実家は同じ土地の中にあったので、祖母が私を見つけたのでしょう。
その記憶もありません。

その後、祖母が母親代わりに育ててくれました。
祖母からは、モノを大切にすることと質素倹約を教わり、今でも祖母の教育が体に染みついています。

私のセーターは祖母が編んでくれました。
体が大きくなると、一旦セーターの毛糸をほぐします。私は腕を毛糸に通して、手伝いました。
そして、毛糸を足して、また編み直してくれました。

10年後、高校2年生の夏に、父が家出から帰ると、祖母と別れることになりました。

2年後、私が一橋大学に合格すると、祖母は嬉しそうに、「孫の信雄が一橋大学に現役合格した」と町中に触れ回っていました。
そこから家庭教師の仕事が殺到してきました。

その翌年、祖母は胃がんの為、76歳で他界しました。
まるで自分の役目を終えたように息を引き取りました。

祖母にはもっともっと恩返ししたかったのですが、残念です。

来年私は祖母と同じ歳になります。
祖母が60歳の時に一緒に撮った写真があります。
本当に「おばあさん」といった感じです。
それに比べ、今の60歳は若く感じます。人生100年時代、時代の移り変わりを感じます。
祖母から受けた恩を今度は社会に還元していきたいと思っています。

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2024年2月 1日 (木)

「マーキュリー通信」no.5255【ワンポイントアップの感謝力-28「父に感謝」】


前回のワンポイントアップの感謝力で、父が家出して10年ぶりに帰宅した旨、書きました。

これを父の立場で観察してみると、ホームレス状態で帰るということは、子供からの軽蔑、実家を始め親戚筋からの怒り、恨みを買うことが予想されたでしょう。
金持ちとなり、これまでの養育費をお返しするならまだしも、ほとんど所持金なしのホームレス状態でした。そんな恥を忍んでの帰宅でした。

もし、金持ちで帰ってきたなら、天真爛漫な性格の私ですから、勉強も適当にやり、どこかの大学に入学したことでしょう。
しかし、みすぼらしい父の姿を見て、「父のようには絶対になりたくない」、父を反面教師として人生生きてきました。

努力を怠ると、父のようになってしまうという恐怖心がいつの間にかすり込まれていました。生涯「努力精進」という刷り込みが、現在まで続いています。
「努力精進」が私の強力な武器となり、現在の私があるのは父のおかげと現在では感謝できようになりました。

大学受験当時、貧乏のため、暖房もありませんでした。
そのため、私の手足、全てがしもやけ、あかぎれ状態でした。

そんな私を見て、秋葉原で父は電子ブーツを買ってきてくれました。
私の喜ぶ顔を見て、無口な父は、はにかみながら笑顔見せた父の顔を今でも覚えています。

私が三井物産に入社しても、父は、生涯「おまえの世話にはならない」と言っていました。
よって私は自由に商社マンとして世界に羽ばたくことができました。

三井物産入社後、人事部に頼み、特例として三井物産府中寮(独身寮)の入寮が認められました。

私は父に再婚を勧め、その伴侶を一生涯大切にして、96年の生涯を閉じました。

◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆

父と一度テレビのチャンネル争いでとっくみあいの喧嘩をしました。
その時、私はこれでやっと親子になれたと思いました。
しかし、父はこれで親子の仲は終わったと思ったそうです。

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