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2024年2月10日 (土)

「マーキュリー通信」no.5265【シニアとシングルマザー、ファーザーが協生するシェアハウス「ユートピア館」の建設-61「垂直思考と水平思考」】


三井物産を早期退職して27年、私の強みと弱みを再発見、再確認した27年でもありました。

弱みは、一芸に秀でていない。
だから激変した27年間で新たなビジネスをクリエイトして、事業を開始して成功の波に乗れなかった。

強みとしては、私のところに、様々な新たなビジネスが持ち込まれました。
その中ではたと気づいたことがあります。

7年前から個人向けの福利厚生事業に全力投球してきました。
事業推進する母体一般財団法人全国福利厚生共済会のトップは、私と同じ団塊の世代の高井利夫代表理事です。

高井代表理事は、今後は公務員、大企業出身者以外の大半の国民は、年金も満足に受け取れない厳しい時代が到来する。
そのために非営利で利益を追求しない一般財団法人全国福利厚生共済会(全厚済)を22年前に立ち上げました。18名でスタートしたプライムビジネスが、現在会員数が20万人近くまで増加しました。目標とする1000万加入まで道のりは遠いです。高井代表理事は、役員報酬も頂かず、最後の社会貢献事業として心血を注いでいます。

丁度同じ2002年に私は「超失業時代を勝ち抜くための最強戦略」(明窓出版)の中で、シニアのシェアハウス事業を私の夢として書いています。
当時独居老人の孤独死が社会問題化してきたので、それを救おうという想いでした。

7年前から、全厚済の会員と接する機会が頻繁にありますが、シングル・マザーが非常に多いのに気づきました。
その後、離婚率が増加して、現在35%も頷けます。

そこでシニアとシングルマザーが協生するシェアハウスユートピア館の建設を思いつきました。
一般社団法人日本シェアハウス協会に加盟したら、そこの理事長から日本初とのことでした。

高井代表理事の経営理念は、相互扶助の全国展開です。
ユートピア館のコンセプトは、昭和の大家族主義の復活、相互扶助の仕組みを取り入れており、全厚済のコンセプトとまさに一致しています。

ユートピア館事業も私の社会貢献の一環として、25年で1万棟建設を計画しています。
来月新会社ユートピア建設を設立します。
同社からは役員報酬は頂きません。なぜなら現在全厚済から一生困らないコミッションを毎月頂いているからです。
今後も同社からのコミッションは右肩上がりで増えていくでしょうが、それはユートピア館事業に投資していきます。

もう1つ重要点は、全厚済からの収入が継続的権利収入です。
同様にユートピア館事業は全て家賃収入という継続的権利収入となります。
キャッシュ・フロー重視の経営です。キャッシュ・フローがきちんと回るために、相互扶助のコンセプトを入居が受け入れ、満足することが最重要となります。
キャッシュ・フローがしっかりと回ることで、ユートピア館事業は成長していきます。
民間事業なので、利益を上げないと成長していきませんが、利益より入居者の幸福の実現が最優先です。
これをしっかりと抑えた事業展開となります。

本日のテーマ、垂直思考は、ユートピア館事業の中味、ハード(建物、施設等)の改善とソフト入居者の満足の徹底追求です。

一方、水平思考は、シニア向けのシェアハウスから、シングル・マザーを追加した新たなシェアハウス事業です。

今後、事業展開の中で新たなニーズも出てくるので、それも採り入れていきます。

その結果、私のミッション、「生涯現役社会が日本を救う!」の中核事業の「成幸」となります。


既に住宅メーカーも決まり、来春の完成を目指し、先月末キックオフミーティングがスタートしました。

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