「マーキュリー通信」no.5308【尊(たける)富士、感激の新入幕初優勝!】
昨日尊富士は朝之山に負けたとき、足首を負傷してしまい、車椅子で診療所に運ばれました。
本日千秋楽は出場も危ぶまれました。
本日勝てば悲願の初優勝、それも初土俵以来10場所の最短優勝、新記録です。
負ければ3敗の大の里にも優勝のチャンスが巡ってきます。
新入幕の優勝は大正時代の両国以来2人目の快挙となります。
そういう記録ずくめの千秋楽なので、尊富士は足首の痛みをこらえて出場を決意しました。
相手は押し相撲の豪の山です。
私は尊富士は立ち会いに変化すると思っていたのですが、正正堂堂と豪の山に真っ向から当たっていきました。
そして、豪の山を組み止めて、最後は豪の山を土俵外に突き倒しました。
その瞬間、大阪の土俵は割れんばかりの大拍手でした。私も感激の涙を流しながら拍手喝采でした。
13勝2敗の優勝、三賞総なめという快挙でした。今場所は、初日から千秋楽まで、新入幕の尊富士が主役の場所でした。
出世が速く、大銀杏も結えない24歳です。ただただあっぱれとしか言いようがないです。
それにしても横綱大関陣のふがいなさが目立った場所でした。
横綱照の富士が途中休場。期待の新大関琴の若は10勝止まり、豊昇龍は11勝4敗、貴景勝は勝ち越したところで途中休場、霧島に至っては5勝10敗という不名誉な成績でした。
先場所新入幕の怪物大の里は大関豊昇龍に破れたモノの連続11勝4敗とあっぱれです。巨漢大の里もスピード出世に大銀杏が結えず、ざんばら髪の23歳、尊富士の2人が3年後には東西の横綱を張っているイメージをするとわくわくしてきます。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
土俵と桟敷席の段差は数10センチあります。
これがけがの原因となっているので以前何回も八角理事長に段差をなくすよう手紙を書きましたがことごとく無視されました。
今回、尊富士も昨日土俵から落ちた時に足首を痛めたようです。
場所後、靱帯損傷で入院したら重大問題です。私が応援していた大関候補だった若隆景も脚を痛めて、幕下まで落ちました。
力士は協会の財産です。力士の健康面からも再考を促したいです。
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