「マーキュリー通信」no.5314【巨人軍、阿部新監督、見事初陣を飾る!】
阿部新監督が阪神を4対0で破って、見事初陣を飾りました。
開幕投手青柳に対し、相性の良いベテラン梶谷隆幸外野手を3番に抜擢しました。
梶谷は、阿部監督の期待に見事応えて、守備でスーパープレーを演じました。
3回の表、1死走者1、2塁の場面で、阪神森下が外野に大飛球を打ちました。
それを梶谷がダイビングキャッチ、そしてダブルプレーで、阪神のチャンスは消えました。
それまで青柳に完璧に抑えられていました。
梶谷が大飛球をとっていなければ、阪神は2点先制し、一気に流れが阪神有利となり、阪神は勝利していたことでしょう。
しかし、この大ファインプレーのおかげで、一気に流れが巨人に移りました。私はこれで巨人は勝つと思いました。
そして、新人佐々木が初打点を挙げ、梶谷の2ランホームランを打ち、3対0となりました。これで巨人の勝利は確実となりました。
エース戸郷は、このファインプレーのおかげで持ち直し、6回まで無失点で切り抜けました。
その後、新勝利の方程式が誕生しました。
7回は新人西館投手が完璧リリーフ。8回はベテラン中川が危なげないリリーフ。そして、最後は守護神大勢が復活して締めくくりました。
昨年は原監督の迷采配に毎回いらいらしていましたが、今年の阿部新監督の采配は安心して見ていられました。
一方、陰の立て役者は、突然電撃退団を発表したダメ害人オドーア選手です。
もし、彼が退団していなければ、1番レフトで起用されていたでしょう。
彼はホームランか三振です。チャンスに打てずに、チームの選手はいらいらし、チームワークに影響していたことでしょう。そして、「なんであんなダメ害人を使うんだ!」という不協和音がチーム内に流れていることでしょう。
巨人は、毎年こういう過ちを犯して、将来有望な若手選手を腐らせ、挙げ句の果て、他球団にトレードするという愚策を続けてきました。
ダメ害人オドーアは三振の連続で、チーム内には不協和音が流れ、エース青柳に手玉にとられて、開幕戦は負けていたことでしょう。
去年、巨人は阪神に6勝18敗と大惨敗、そのコンプレックスを今年も引きずっていたことでしょう。その一因にダメ害人ということを誰かに気を遣っているせいか、マスコミは報道しません。
しかし、今年は開幕戦の見事な勝利で、そのコンプレックスも吹き飛んだことでしょう。
阿部新監督も、ダメ害人オドーア選手の采配にストレスを溜めることもないでしょう。
そして、監督の采配を自由にできることでしょう。
また、過去の実績にとらわれず、成績の良い選手を引き上げると明言していました。
その証拠に、本来3番を打って良い丸外野手を7番に下げました。
その代わり、3番に梶谷を起用し、監督の期待に見事応えました。
丸はこれに奮起し、3安打の活躍でした。
昨年新人として大活躍した名手門脇遊撃手ですが、初戦からエラーをしました。
もし調子が悪ければ、新人泉口が控えています。さらには、一昨年活躍した増田陸、そして若手の中山もいるので、スタメン落ちすることもあり得ます。
ダメ害人選手がいなくなることで、これだけチームが活性化することを目の当たりにしました。
今年の巨人は監督も替わり面白いです。そして、優勝の可能性も出てきました。
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