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2024年5月22日 (水)

「マーキュリー通信」no.5367【奇人変人が世の中を変える!-510「世界一の奇人変人とは?」】


昨日ビートルズ・ファンクラブの仲間と、映画「ジョン・レノン 失われた週末」を観賞しました。

同映画は、今年4月30日に出版されたジョンの愛人 メイ・パンが書いた「ジョン・レノン 失われた週末」(河出書房新社)を素に制作されました。

ジョンに愛人がいるとは知りませんでした。
メイ・パンとは1973~4年頃の話ですから、オノヨーコと再婚して数年先のことですね。

ジョンは、オノヨーコと再婚して、有名なヨーコとのベッドイン記者会見をして、ベトナム反戦を訴えました。

ジョンは少年の頃、親の都合で両親と生き別れとなります。
その時の心の傷が、彼の人生観と言動に影響を与えています。
その心の悲痛な叫び声が、名曲"Mother"で吐露します。"Mama,don't go! Daddy, come home!"と何度も何度も叫び続けます。

その心の弱さ、痛みを10歳年下のメイ・パンが補っていたのかも知れません。

ジョンは、ビートルズ解散後、「愛と平和」を訴え続けていました。

有名な"Give peace a chance"で反戦運動を展開しました。
さらに1971年に、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによって書かれた「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」(Happy Xmas (War Is Over))で、クリスマスソングでは異例の反戦歌を歌ってベトナム戦争に反対しました。

この反戦運動によって、当時のニクソン大統領の怒りを買い、1974年7月米国国外退去を命ぜられました。
しかし、ニクソン大統領は、ウォーターゲート事件で、1974年に辞任します。

2年後の1976年にグリーンカードをジョンは入手して、米国永住権を得ました。

しかし、その4年後1980年12月8日、ジョンは凶弾に倒れ、帰らぬ人となります。
ジョンの追悼を込めて名曲"Imagine"は平和のシンボルとして世界中の人々に歌われるようになりました。

ジョンは、イエス・キリストの分霊として生まれたと言われています。
確かに、反戦時代のジョンはイエスを彷彿とさせるモノがあります。
そして、イエス同様、「愛」をテーマに世界中に訴えかけました。
だからイエスの再来と言われても違和感はありません。
参考文献:「ジョン・レノンの霊言」「何を以て愛とするか」(大川隆法著 幸福の科学出版)

映画観賞後、ビートルズ・ファンクラブの仲間と、ジョンの歌をカラオケボックスで4時間歌いまくりました。

ジョンが国外追放となった1974年9月にはアルバム『Walls and Bridges(心の壁 愛の橋)』が発表されました。
映画では、ヒットチャート ナンバー1曲の"Whatever get you thru the night"の誕生秘話が紹介されていました。
TVのコメンテーターが"Whatever get you thru the night"と言ったことをヒントに早速その夜作詞作曲してしまいました。ここにもジョンの天才ふりを発揮します。

もちろんカラオケで、皆で合唱しました。

嬉しいことに昨年50年の時を経て誕生したジョンの最後の名曲"Now and then"もカラオケで歌うことができました。

メイ・パンのことは知らぬが佛でしたが、知ってしまうとちょっとがっかりしました。

しかし、ジョンの歌を皆で歌っている内に、天才ジョンの才能の素晴らしさをビートルズ・ファンとシェアすることで打ち消されてしまいました。


規格外、破格の人生を歩んだジョンは私の知る有名人の中で世界最高の奇人変人ではないかと思っています。

ジョンという天才が音楽を通じ世界を変えていったわけです。その意味で、ジョンの40年の人生に拍手喝采です。

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