「マーキュリー通信」no.5357【人生に勝利する方程式-338「貧しいのは心の傾向性による」】
人口減社会が進む中、日本は先進国から中進国へと移行しています
かつて一億総中流社会と言われていましたが、今や一億総下流社会へと移行しています。
今後はさらに格差が広がっていきます。
そんな中、現在の自分が貧しいのは政府のせいにしている人もいます。
私は団塊の世代ですが、敗戦直後に生まれた団塊の世代の大半は貧しい生活を送っていました。
私もそうでした。幼い頃に両親を失いました。
そんな自分でしたが、社会を恨んだり、親を恨んだりしたことはただの一度もありませんでした。
本来天真爛漫な性格の私は伸び伸びと子供時代を過ごしていました。
調布中学2年生の時、S君という親友がいました。
彼も両親がいないので調布学園という施設に預けられていました。
大半の子供はそこでぐれてしまいます。
しかし、S君はまじめでした。
高校受験のために一生懸命勉強しているS君を応援しました。
S君はそのかいあって、都立砧工業に合格しました。
彼の合格を一緒になって喜びました。今でもその瞬間のS君の笑顔が浮かんで来ます。
卒業後は富士重工に就職しました。
S君のように、不遇の環境を嘆かず、その環境を抜けだそうとする人間は、神様は見守ってくれます。
そして、その努力に対してご褒美を頂けることになっています。
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