「マーキュリー通信」no.5446【幸福になれない症候群-31「猿が箱の中のバナナを手を突っ込んでいる姿は・・・」】
或る猿の話です。その猿は、椰子の実の中に、バナナを見つけます。
そのバナナは猿を捕まえるためのワナと知りません。
猿は椰子の実の中に手を突っ込みバナナをつかみます。
そして、椰子の実の中から手を抜こうとします。
しかし、バナナを放せば、手を抜けるのですが、バナナに意識が行っていて、手を放そうとしません。
その内、罠を仕掛けた人間に掴まってしまうというストーリーです。
この話は、人間の世界にも当てはまりませんか。
政府の無策、愚策は今後も続き、日本は一億総下流社会へと向かっています。
2025年問題といって、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となります。
その内6割は年収153万円以下だそうです。
この低所得では食べることすらままなりません。
政府は後期高齢者には野垂れ死ぬことを見て見ぬ振りをしているようです。
この傾向は、人口がますます逆ピラミッド社会に向かっているので、さらに悪化していきます。
ところが自分の将来のことを考えない人が多いようです。
この猿のように目先のバナナを食べることに集中しています。
それでは掴まった猿の将来はどうなるのでしょうか?
それは飼い主次第といえます。
つまり食事代わりに食べられてしまうのか。
それとも動物園に売ってお金を稼ぐのでしょうか。
動物園に売られた猿は、自由はないですが、食べていくことはできるでしょう。
人は自由に生きてこそ幸福です。
その自由な人生を手に入れるために、まだまだ働ける今、どういう人生を生きていくのかを一度立ち止まって考えて見てはいかがでしょうか。
この話は、私の60代後半の知人が炎天下1日10時間以上働いている様を見て思いつきました。
彼にはこのままではぶっ倒れるよと警告したのですが、聴く耳を持たないようです。
◆◆◆◆◆◆追記◆◆◆◆◆◆◆
読者の皆様のご支援に支えられメルマガ「マーキュリー通信」は20年連続200号を達成しました。
というより200号達成は7月10日で、本日現在224号でした。
毎日つれづれなるままに思いついたテーマをキーボードの上に指を置くと文章がだーっと出てくるので、今年で224号、累計5446号、もう少しで5500号になるとは全く意識していませんでした。
さて、20年連続200号達成を記念して、読者の皆様に感謝の気持ちとして、先着20名様に過去の書籍をプレゼントさせて頂きます。
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ただし、電子書籍と第1冊目「超失業時代を勝ち抜くための最強戦略」は除きます。
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