「マーキュリー通信」no.5432【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-142「後期高齢者になったら、我が家の医療費負担が10倍以上に急上昇!」】
後期高齢者になったら当然医療費の負担は軽減すると思っていました。
5月に75歳となりましたが、私の医療費の負担は、それまでの2割負担から3割負担に増加しました。
前年の所得に応じて1割、2割、3割負担が決まるとのことです。
今週、後期高齢者の医療制度の健康保険料の案内書が届きました。
それを見ると私の年間保険料が、それまでの35千円から243千円と約7倍に急上昇しました。
しかも、妻は対象外なので、別途国民健康保険に加入しないといけないとのことです。
その額、年間66千円です。合計で我が家の年間健康保険料は31万円になります。
これに介護保険料が年間20万円加わるので、年間保険料が50万円に急上昇します。
医療費の負担割合が、2割から3割に50%アップするので、我が家の医療費負担はなんと10倍以上となります。
単純に100万円以上の医療費を負担しないと元が取れない計算です。
早速北区保健課の窓口に電話しました。
こんな現代の悪代官制度はとうてい納得できない旨伝えたのですが、窓口の担当者ではのれんに腕押し、馬の耳に念仏でした。
「保険料を払えない場合はどうするのか?しかも、納付期限が10日後の7月末、後期高齢者にそんな余裕あると思えますか?」
「その場合には分割等別途相談に乗ります」
「月2万円の保険料、介護保険料とあわせて3万円、しかも夫婦で4万円以上、とうてい納得できません。1万円が納得できる限度です。もし、払わない場合どうなるのですか?」
「その場合には、督促状が行きます」
「最悪、銀行口座の差し押さえあるのか?」
「あるかも知れません」
行政のあまりにもの高齢者いじめに納得できず、とりあえず不払いとして、様子を見ることにしました。
行政では、高齢者の年金収入を最大20万円で計算しています。
しかし、これから保険料、税金を差し引くと月17万円で生活することになります。
となると持ち家でないとゆとりのある老後の生活ができないことになります。
これに対し、行政はあまり手を打っていないようです。
我々団塊の世代でさえ行政は後期高齢者の生活はあまり考えていないようです。
今後、年金は年々減少し、消費増税、物価高で庶民の暮らしは苦しくなる一方です。
しかし、政府は一応かけ声だけは調子の良いことを言っていますが、国民の生活を守るつもりはさらさらないようです。
改めて、自分の生活は自分で守ることの重要性を再認識しました。
5月の誕生日に「人生100年時代をピンピンコロリで10倍楽しく生きる極意」をアマゾンから電子出版しました。
そこに人生100年時代を楽しく生きる極意を書いていますので、是非アクセスしてみてください。
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